マシンの時刻が狂っていると,送信したメールがとんでもない時間で表示されてしまったり,ファイルのタイムスタンプがずれて管理できなくなってしまうなど,さまざまな不都合が起きる。自分で修正したり,「桜時計」のようなツールを使って修正してもよいのだが,Windows2000/XPを利用しているなら,サービスに登録して,自動的に時刻を修正してくれるように設定しよう。
スタートメニューから「プログラム」−「アクセサリ」にある「コマンドプロンプト」を起動し,以下のコマンドを入力する。
net time /setsntp:210.173.160.27
ここで「210.173.160.27」は,試験的に設置されている日本標準時NTPサーバのグローバルIPアドレスだ。もちろん,ほかのNTPサーバでもかまわない。なお,「net time」と「/」の間に半角スペースを入れないとエラーになるので注意しよう
コントロールパネルにある「管理ツール」−「サービス」を選び,「サービス」の画面を起動する。下のほうにある「Windows Time」をダブルクリックする
「Windows Timeのプロパティ」を表示して,「スタートアップの種類」を「自動」に設定する。このあと「開始」をクリックする。以上で設定は終了だ。マシンの時刻が正確な時刻より遅れているか,3分以上進んでいる場合は修正されるようになる
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