WindowsXPでは,ユーザーアカウントにパスワードを設定できるが,Windows9xなどと違って,パスワードを忘れてしまうとログインすることができない。そこで,パスワードを忘れたときに備えて「パスワードディスク」という,パスワードをリセットするためのフロッピーディスクを作成する機能がある。次の手順で,もしもの際に備えて作成しておこう。ただし,このディスクを利用すると,誰でもパスワードをリセットしてログインできるようになってしまうので,くれぐれも扱いには気をつけよう。
スタートメニューを開き,ユーザー名の左側に表示されている画像をクリック
ユーザーアカウントの一覧が表示されるので,「ホーム」をクリック
「パスワードディスク」を作成するユーザーを選択する。ただし,現在ログオンして利用しているユーザーでしか,パスワードディスクは作成できない。別のアカウントでパスワードディスクを作成したい場合は,改めてログオンし直そう
左のメニューに出ている「パスワードを忘れないようにする」をクリックする
「パスワードディスクの作成ウィザード」が起動するので,「次へ(N)」をクリック
フロッピーディスクを要求されるので,フォーマット済みのフロッピーディスクを挿入する
選択したユーザーアカウントパスワードを入力して「次へ(N)」をクリックする。パスワードを設定していない場合は空欄のままでよい
作成状況がグラフで表示されるので,終了したら「次へ(N)」をクリックする
最後に「完了」ボタンをクリックすれば,「パスワードディスク」が作成される。ラベルをつけて,安全な場所に保管しておこう
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