Windows2000/XPに用意されている「pathping」は,pingとtrecertを組み合わせた機能を提供するコマンドで,ネットワーク内を調査するのに便利だ。経路上のサーバやルータに対して一定時間パケットを送信し,経路情報と各ルータ/サーバからの反応を調べるだけでなく,それぞれのホップから戻ってくるパケットに基づいて,パケット損失の割合を表示してくれる。一覧で表示されるので,どこでパケット損失が起きているのか一目で分かるようになっている。ネットワークの調子がおかしいと思ったときに,利用してみてはいかがだろうか。
スタートメニューにある「アクセサリ」からコマンドプロンプトを起動して実行する。赤枠のように,パケット損失率が分かるようになっている
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