ウインドウズのバージョンによって、インターネット接続の速度は確かに変わってくる。TCP/IP設定の初期値が、それぞれのバージョンが発表された時期に主流だった接続回線に最適化されているからだ。95や98はダイヤルアップ接続、Meや2000は1.5MbpsのADSL、XPは8MbpsのADSLに対応しているのだ。そのため、初期設定のまま使用すると、XPが最も速くなる。
ただし、TCP/IPの設定値を変更することで、98でもXP並みの速度を出すことは可能だ。逆にXPは設定を変更しても速くならない。
MTUやRWINの変更はレジストリに手を加えることになるため、不安が付きものだ。最悪の場合、ウインドウズが起動しなくなることもないとはいえない。また、最適値を探す作業手順も面倒だ。
そんな人には、ソースネクストの「驚速ADSL」がオススメだ。ボタン1つでTCP/IPの設定内容を最適化してくれる。細かい設定が全く不要なので、ネットワークに関する知識がなくても高速化できるのだ。最適化作業のほかにも、分割ダウンロード機能やDNSキャッシュ機能など、速度向上を支援する機能が多く搭載されている。
現在は、効果が出なかったときに購入代金を全額返金してくれるキャンペーンを開催中。気軽に導入してみるといいだろう。