リモコン倶楽部の「エージェント」と「マネージャ」を、自宅のPCと外部からリモートコントロールするPCにインストールしたら、実際に接続して使ってみよう。
接続する際に注意したいのは、まず最初にエージェントで「接続許可キー」を設定すること。接続許可キーは要するに接続するときに必要なパスワードなので、これが分かりやすいものだと、外部からハッキングされる可能性が高くなる。8文字以上で、できるだけランダム性の高いものを設定しておくようにしたい。
エージェントの設定が終わったら、起動しっぱなしにしておけばOK。エージェントはウインドウにしておくこともできるし、タスクトレイに入れておくこともできる。自分の好きな方法を選択しよう。
あとは外出先のPCでマネージャを起動し、接続操作を行う。接続する場合、エージェントが起動している自宅PCのIPアドレス(ルータ越しに接続している場合はルータのグローバルIPアドレス)を入力し、エージェントで設定した接続許可キーを入力して「接続」ボタンをクリックしよう。すると、ウインドウ内にエージェントのPCのデスクトップ画面が現れる。あとは、マウスで普通に操作すれば遠隔操作ができる。
また、日本語入力を行いたい場合は「制御」→「キー送信」メニューで各種の操作を行うことができるので覚えておこう。
1. 外部から接続する前にエージェントで接続環境を設定しておく必要がある。「ツール」→「接続環境の設定」をクリックしよう
2. 「接続許可キー」と「接続許可キーの確認入力」のところに同じキー(パスワード)を入力し、「設定」ボタンをクリックしよう。そのほかの設定は特にいじらなくてもOKだ
3. エージェントの設定が終わったら、実際に外部のネットワークにあるPCでマネージャを起動して「接続」→「接続」をクリック
4. 「エージェントに接続」ダイアログが現れるので、「コンピュータ名」のところに自宅のPCのグローバルIPアドレス、「接続許可キー」に先ほど設定した接続許可キーを入力して「接続」をクリックしよう
5. 入力したアドレスと接続許可キーに間違いがなければ、マネージャのウインドウ内にエージェントのPCのデスクトップ画面が表示される。ソフトを起動したい場合は、普通にエクスプローラなどを操作して起動したいソフトのアイコンをダブルクリックすればOKだ
6. Winnyが起動したところ。当然ダウンロードする項目を追加することなども可能だ
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