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ヤマハ、自動音場補正機能を強化した7.1ch AVアンプ

» 2004年09月09日 19時59分 公開
[ITmedia]

 ヤマハは9月9日、7.1chAVアンプ新製品2機種を発表した。定格出力130ワット(6オーム)×7の「DSP-AX2500」は10月下旬発売で15万7500円(税込み)、120ワット(6オーム)×7の「DSP-AX1500」は10月上旬発売で10万5000円(同)。

DSP-AX2500

 DSP-AX2400/AX1400の後継機。自動音場補正機能「New YPAO」を搭載した。付属マイクをリスニングポイントに設置すると、スピーカー配線やサイズ、距離、周波数特性などを自動で確認して最適化する。測定時間を従来の「YPAO」よりも高速化したという。

 2500には、部屋の広さに応じてイコライザー調整が行える「ナチュラルカーブ」機能や、イコライザーカーブを微調整できる「PEQ調整」機能を装備。音場プログラム選択や各種の設定を画面上で快適に操作できるという「日本語対応アシストGUI」も搭載した。

 それぞれ、高音質化技術「ハイカレントアンプ・テクノロジー」や「デジタルマキシマムコンセプト」を採用。2ch音声再生時に信号経路を最短化して音の純度を高める「ピュアダイレクトモード」も搭載した。

 独自の音場技術「7.1chシネマDSP」を搭載した。Dolby Pro Logic IIx、Dolby Digital EX、DTS-ES、DTS 96/24、MPEG-2 AAC、DTS NEO:6に対応するほか、THX Selectに準拠した。

 2chヘッドフォンで5.1chサラウンドを楽しめる「サイレントシネマ」や、2chスピーカーで5.1chサラウンド効果とシネマDSP音場効果を再現できる「バーチャルシネマDSP」、ボリュームを絞りながら臨場感のある音声を楽しめる「ナイトリスニングモード」を搭載している。

 コンポジットの映像信号をコンポーネント信号にアップコンバートして出力する回路を備えた。入力端子はD4、S映像、コンポジット、コンポーネント、光/同軸デジタル音声、アナログ音声。出力端子は、D4、S映像、コンポーネント、コンポジット、アナログ音声、光デジタル音声。

 サイズはそれぞれ435(幅)×171(高さ)×433.5(奥行き)ミリ。重さはAX1500が17.8キロ、AX2500が15.5キロ。

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