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» 2010年02月09日 13時00分 UPDATE

キヤノン、1800万画素CMOS搭載の機能充実エントリーモデル「EOS Kiss X4」

定番エントリーデジタル一眼レフ「EOS Kiss」に最新モデルが登場。高画素化やISO感度領域拡大、高精細ワイド液晶、新UI、マニュアル露出対応のフルHD動画撮影機能など、基本性能を高めた充実のモデルとなっている。

[ITmedia]

 キヤノンは2月9日、デジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X4」を2月26日より販売開始すると発表した。ボディのみ、「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS」とのレンズキット、「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS」と「EF-S55-250mm F4-5.6 IS」をセットしたダブルズームキット、「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS」とのレンズキットが用意され、価格はいずれもオープン。

 実売想定価格はボディのみが9万円前後、「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS」レンズキットが10万円前後、「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS」「EF-S55-250mm F4-5.6 IS」のダブルズームキットと「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS」レンズキットがいずれもが13万円前後。

photophoto 「EOS Kiss X4」。左は「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS」装着時、右は「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS」装着時

 新製品は「EOS Kiss X3」(レビュー)の上位にあたるエントリークラスのデジタル一眼レフ。外見こそKiss X3にほぼ変わりないが、背面には静止画撮影の全モードでのライブビュー起動/動画モードでのワンプッシュ録画が行える「LV撮影/動画撮影ボタン」が設けられたほか、素早く撮影設定を変更できる「クイック設定ボタン」が新設され、使い勝手の向上が図られた。

photophoto 正面(写真=左)と背面(写真=右)

 クイック設定ボタンを押すと背面液晶が設定画面に切り替わり、撮影モードや露出、ISO感度など各種設定をSET/十字ボタン/電子ダイヤルで操作できる。そのため、「どのボタンにどの機能が割り当てられているか」がわからなくても、各種の操作が可能だ。

 背面液晶はサイズこそKiss X3と同様の3型だが、アスペクト比が4:3から3:2のワイドタイプに変更され、画素数も92万画素から104万画素へと向上した。アスペクト比が3:2となったことで、撮影した画像を液晶画面全面に表示させることができるほか、ファインダーと同様の撮影情報を表示させることもできる。表面には反射防止コーティングが施されており、視野角170度と高い視認性を誇る。

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 撮像素子はAPS-Cサイズ(22.3×14.9ミリ)の有効1800万画素CMOSセンサーで、ISO感度は常用100-6400(拡張時12800)へと拡大された(Kiss X3は常用域100-3200、拡張時で6400/12800)。ISOオート時には上限を400/800/1600/3200/6400に設定することも可能で、撮影シーンにあわせたきめ細やかなセッティングを行える。

 動画撮影機能「EOSムービー」も強化された。Kiss X3では搭載されていなかったマニュアル露出設定が可能となったほか、1920×1080ピクセル記録時の30p/25p/24p記録も可能となった。動画撮影時のみの機能となるが、センサー中央部のみで記録するクロップ撮影も可能で、この際には640×480ピクセルと画面サイズが小さくなるものの、約7倍の望遠撮影が行える。

 動画の映像コーデックはMPEG-4 AVC/H.264(ファイル形式は.MOV)で、音声はリニアPCM記録。内蔵マイクはモノラルだが外部ステレオマイク端子を備えており、外部ステレオマイク(別売)を接続することでより高音質な録音に対応する。

 ライブビュー撮影機能は、任意位置にAFフレーム設定できる「ライブモード」、顔検出機能を利用する「顔優先ライブモード」(以上2モードはコントラストAF)、位相差AFセンサーを利用した「クイックモード」の3方式が用意されており、これまでライブビューが利用できなかった「全自動」や「ポートレート」などの撮影モード選択時でもライブビュー撮影が行えるようになった。

 AF測距点は9点/中央F2.8光束対応で、F2.8までの明るいレンズ使用時には中央測距点でより高精度なピントあわせが行える。連写は最高約3.7コマ/秒で、連続撮影可能枚数はJPEGラージ/ファイン時で約34枚(RAW時で約6枚、RAW+JPEGラージ/ファイン時は約3枚)だ。

 そのほか、白トビ/黒ツブレを抑制する顔検知機能付きオートライティングオプティマイザーや±5段の露出補正機能、高輝度側/階調優先機能、高感度撮影時/長時間露光時のノイズ低減機能、カメラ内に約40本分のレンズデータが登録可能な周辺光量補正機能などを備える。

 記録メディアはSDメモリーカード(SDHC/SDXC対応)で、ファインダーは視野率約95%、倍率0.87倍、サイズは128.8(幅)×97.5(高さ)×75.3(奥行)ミリ、約475グラム(本体のみ)。

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