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ヤフーBBマガジン[12月号] 2002年11月1日(金)
従来の8メガと何が違う?
収容局から遠い人でも使える! 近い人は速度アップ!?
12M技術知識編
3.4Mbps
↓
4.1Mbps
10Mbpsサービスに変更
アッカの8Mbpsから10Mbpsに変更。12Mbpsサービスは近距離でないと効果がないし、モデムも使えなくなるので10Mbpsを選んだ。ファームウェアのアップデートだけなので経済的だった。
東京都/一ノ瀬さん

従来の8Mbpsを超えるADSLサービスが出揃った。各サービスとも最大12Mbpsまでの速度向上、収容局から7kmまでの利用可能距離を実現している。しかし、サービスによって採用する技術が違うため、それぞれ対応のモデムに変更する必要がある。また、速度の向上は収容局からの距離が近いほど効果があるため、10Mbps以上の速度が見込めるのは収容局から半径2km以内といわれている。それでも半径2〜4kmで1Mbps速くなったケースもあり、ISDNしか選択できなかった地域でもADSLを利用できるメリットは大きい。こうした12Mbpsサービスの最新技術を解説していこう。

イラスト
ADSLのキホン

 12Mサービスを理解する前に、従来のADSLの仕組みを理解しておこう。ADSLは「Asymmetric Digital Subscriber Line」の略で、一般の音声通話用の電話回線を使用して高速なデータ通信を可能にする「xDSL」技術のひとつ。一般の電話回線に使用されるメタルケーブルでも幅広い周波数帯域のデータを転送できるが、実際に音声通話で使用される周波数帯域は300Hzから3.4kHzの低い帯域だけだ。そこで、4kHzを超える帯域を利用してデータ通信を行おうという技術である。

 ADSLには北米仕様のAnnex-A、欧州仕様のAnnex-B、日本仕様のAnnex-Cがある。また、それぞれ1.1MHzまで使用するフルレート規格G.922.1(旧称G.dmt)と522kHz帯域までのハーフレート規格G.922.2(旧称G.lite)の2種類が存在する。

G.922.1(旧G.dmt)
グラフ

上の図が、1.1MHz帯域までを使用するフルレート規格G.922.1、下の図がハーフレート規格G.922.2の概念図だ。上りと下りの速度に違いがあるため“非対称”と呼ばれる。下り速度はG.922.1が8Mbps、G.922.2が1.5Mb psとなっている。さらにAnnex-CはISDN環境の多い日本独自の規格で、周波数帯域の重なるISDNと干渉しないよう工夫されている。

G.922.2(旧G.lite)
グラフ

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