時間帯によってスピードが遅くなる時は、 接続先のサーバーやインターネット内の混雑を疑ってみた方がよい。 その場合、 遅い場所を調べるのに有効なのが、 途中で通過するサーバーの応答速度を調べる「トレースルート」と呼ばれるツールだ。
Windowsにもコマンドプロンプトに「Tracert」というトレースルート用ツールがあるが、 この「Visual Route」というツールを使えば、 より手軽に応答速度を調べることができる。 また、 結果が見やすく表示されるのもありがたい。 シェアウェアだが、 15日間の試用期間がある。
VisualRouteのメイン画面。 相手先のサーバーのアドレスを入力すると、 そこまでのサーバーを1つずつたどり、 応答速度を判定する 1. 指定したアドレスまでに通過するサーバーのある場所が、 世界地図上に線で描かれる 2. 経路を調べたいアドレスをここに入力 3. 通過していくサーバーの名前と、 その応答時間をリスト表示
ダウンロードが始まるまでに時間がかかる場合、 DNSサーバーのデータに問題があることも考えられる。 この場合、 Windows上で別のDNSサーバーのアドレスを直接設定すると、 解決することがある。