ADSLの接続方式や回線速度は、ADSLモデムと局側のDSLAMの間で行われる「ハンドシェイク」と呼ばれるプロセスによって決定される。まず、ADSLモデムとDSLAMが、それぞれサポートしているモード(G.992.5/G.992.1、Annex A/Annex C)を確認する。加えて、伝送損失や距離などのパラメータがやり取りされ、それのパラメータを元に最適な接続方式が選択される。接続方式が決まると、トレーニングによって速度が決定され、接続が確立する。