出遅れ内需銘柄に注目
風力発電事業に参入する。荏原(6361)の風力発電子会社の株式を取得しすべての風力発電所の運転を引き継ぐ。収益源の多様化の一環で新エネルギー分野にも注力する。
両社は共同出資して後発医薬品事業に参入する。富士フィルムは医薬事業で新薬を手がけているが、後発薬の成長余地は大きいと判断した。
シンガポールの大手電力会社に石炭とバイオマス(生物資源)を燃料とするコージェネレーション(熱電併給)設備を納入する。稼動は2012年の予定で、バイオマス燃料を使うコージェネ設備をシンガポールで受注するのは初めて。
インドに新工場を建設する。高成長が見込めるインド市場には世界の自動車大手が相次ぎ進出しており、需要拡大に対応、主力のピストンリングやバルブなどエンジン部品のインドでの生産能力を2割増強する。
2011年を目処にメキシコで新興国向け低価格車の生産に乗り出す。成長が見込める中南米市場で販売するほか、低価格を武器に米国市場にも投入する。
日米のグループ店舗で扱う共通のプライベートブランド(PB=自主企画)商品のアジア販売に乗り出す。日米アジアの店舗網を活用して、低価格商品のグローバル展開を急ぐ。
売り 1280万株
買い 1440万株
(金額ベースは不明)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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