使っていくうちに、いつの間にか“上手な”写真が撮れる――新しい「AQUOS」のカメラ荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/4 ページ)

スマホのカメラ性能がどんどん上がって写真を撮る人が飛躍的に増えたのだけど、いい写真を撮るにはどうしても一工夫がいる。でも、シャープの新しいAQUOSスマートフォンなら、そうした心配は無用。使うだけでいつの間にか上手に撮影できるようになるのだ。

» 2014年05月22日 10時00分 公開
[荻窪圭,PR/ITmedia]
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 結論を先に言っちゃうと、写真がうまく撮れない、と思ったらAQUOSスマートフォンの「フレーミングアドバイザー」を使え! というところに落ち着くんじゃないかと思う。

 なんというか、スマホのカメラに足りなかったのってこれだったのだ。

 スマホのカメラ性能がどんどん上がって、あれこれ工夫して撮れば本職デジカメにも負けないレベルに(時として上回るように)なってきたのは周知の通り。デジカメと違っていつでも手元に持っているし、画面はでかいから見やすいし、撮りたいときにさっと撮れる。その上、その場でシェアできる。

 だから、写真を撮る人は飛躍的に増えた。

 でも、いい写真を撮るには「あれこれ工夫して撮れば」がどうしてもついてまわる。ただ漫然とカメラを向けて撮っていると、どうしても通り一遍の写真になっちゃう。

 だからスマホのカメラはあれこれ機能を強化してきたが、性能がどれだけ上がっても、使いこなすためのハードルが高ければ一部の人しか使えないわけで、使いこなさないとだめってのはスマホらしくない。

 シャープの夏モデルは、さまざまな面からカメラ機能が強化されてるけど、わたしが一番注目したのはそこなのだ。使ってるうちに勝手に写真撮影がうまくなるカメラなのである。というわけで、注目のカメラ機能をレビューしていきたい。なお、今回は「AQUOS ZETA SH-04F」を使っているが、カメラ機能は「AQUOS SERIE SHL25」と「AQUOS Xx SoftBank 304SH」も共通の仕様となっている。

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まずフレーミングアドバイザー機能を使ってみるべし

photo フレームが極限まで細いので、まるで画面の写真そのものを持っているような感覚になる

 SH-04Fは5.4インチの大画面を搭載しながら、フレームをぎりぎりまで狭くすることで、片手で持てるサイズになったスマホ。

 メインカメラは裏面照射型CMOSセンサーの有効画素数約1310万画素。画素数的にはまったく問題なし。レンズはF値1.9と非常に明るく、35ミリフィルム換算で30ミリ相当とやや広角めだ。インカメラも裏面照射型CMOSセンサーの約210万画素という高性能なものを搭載してる。

 それらをどう使いこなすか? 基本となるのは「おまかせオート」モードだ。カメラがシーンを解析して最適な設定で撮ってくれるというもの。これと「フレーミングアドバイザー」を組み合わせたい。格子アイコンをタップして格子線表示をオンにすると、フレーミングアドバイザーもオンになる。

photo 格子アイコンをタップすると、格子線が表示される

 こういう機能だ。

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 フレーミングアドバイザーをオンにしてカメラを構えてみよう。画面上に格子線が出て、被写体によってアドバイスをしてくれる。普段はこのように三分割の格子線が出るだけの普通のカメラである。

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 設定は「おまかせオート」と、フレーミングアドバイザーの「オート」が基本。

 人物に向けた場合はこんな感じ。顔を見つけると、画面上の顔の位置によって、最適なバランスを教えてくれるのだ。この場合、顔と身体のバランスがよくなる構図をお勧めしてくれた。

photophoto 緑がカメラが認識した顔(写真=左)。四角い枠が目標の場所。両者が一致すると枠が青くなる(写真=右)

 この瞬間に撮ると、「十字分割の構図で撮りました」と表示が一瞬出る。そして撮れた写真がこちらだ。

 写りは素晴らしい。後ろに空が見える逆光の構図だったが、検出した顔がきれいに撮れるよう自動的に明るく調節され、等倍で見てもディテールまでしっかり撮れている。

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 横位置で撮るときは、中央ではなく少し横にずらして背景を片側に寄せた方がいい。一般に、三分割の構図ならその交点に顔を置いて反対側の空間を空けてやり、身体も少しそちらに向けてやる。

 ポピーのお花畑が入るように撮ってみた。アドバイス通りに撮れたらしく「三分割の構図で撮りました」と言ってもらえた。

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 撮れた絵がこちら。

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 人物に次いで多くの人がうまく撮れなくて困りがちな被写体といえば、料理である。

 シャープはいち早く「料理自動認識」を開発したメーカー。SH-04Fではさらに進化して、料理写真をよい構図で撮るためのアドバイスまでしてくれるのだ。料理を撮ろうとすると画面に丸い枠がさっと表れて、料理撮影の指南をしてくれるのである。縦位置がお勧めというので、縦にしてオムライスを撮ってみた。

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 続いて横位置でも。うまく撮れて「料理の構図で撮りました」と言ってもらえた記念に。

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 とりあえずいろんなシーンで料理を撮ってみたけど、ヒット率は高し。メシマズ写真とはおさらばできそうである。

 フレーミングアドバイザーでは人物、料理に加え、風景にも対応。風景に対して「これをメインに撮りたい」と指でタップすると、それを構図のどこに入れたらいいかを教えてくれる。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2014年6月4日