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300万画素超のカメラを世界初搭載したケータイ「A5406CA」:懐かしのケータイギャラリー
ケータイでは世界初となる300万画素超のCCDを搭載した「A5406CA」。ケータイ初の200万画素搭載モデルを投入したカシオから、わずか半年で300万画素超えモデルの登場となり話題を呼びました。
ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、auのカシオ計算機製ケータイ「A5406CA」です。
A5406CAは、世界初となる320万画素CCDカメラを搭載したケータイです。前年の2003年12月に、携帯電話初の200万画素CCDカメラを搭載した「A5403CA」が登場したばかりとあって、あまりにも早い高画素化が話題になりました。
画質を大きく左右するセンサーサイズは1/1.8インチと、当時のデジタルカメラとしても大きなCCDを採用しています。メインディスプレイも前モデルの2.2型から2.3型に大型化されていますが、本体サイズはほぼ変わらず、厚さが2mm増えただけに抑えられています。
この機種はEZアプリ(Java)に対応した最後の端末でもあり、カシオ計算機製のA540xシリーズ最後のモデルでもあります。
背面には直径14ミリのスピーカーを2基搭載していて、対応した着うたをステレオサウンドで楽しめます。
「A5406CA」の主な仕様
- 発売日:2004年6月30日
- キャリア:au
- メーカー:カシオ計算機製
- サイズ:約51(幅)×102(高さ)×28(奥行き)mm
- 重量:約125g
- メインディスプレイ:約2.3型(320×240ピクセル)クリスタルファイン液晶 1568万色相当
- サブディスプレイ:約1.1型(72×96ピクセル)クリスタルファイン液晶 1568万色相当
- アウトカメラ:有効約320万画素CCD
- ボディーカラー:ノーチラスホワイト、テーラードブラック、クラウディパープル
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