So-net、正式に上場へ

[ITmedia]

　ソニーは4月27日、「So-net」を運営する子会社ソニーコミュニケーションネットワーク（SCN）の上場を検討すると発表した。これまで子会社連動株式を発行してきたが、市場での売買高が低迷しているため、正式に上場を目指す方針に切り替える。

　子会社連動株式の発行は2001年6月。ソニーが経営権を100％保持しながら市場から資金調達するのがねらいだった。

　今後はグループ外からの資本も調達し、「幅広い視点から自立的に事業機会の拡大を図っていく」方針。今後、SCNは上場手続きを進め、上場が承認されれば子会社連動株式は終了する。その際は現金による消却、ソニー普通株式への一斉転換、SCN普通株式の交付による一斉消却のいずれかで行う。