ハリケーン被害で通信サービスの懸命な維持・復旧作業続く
ハリケーン「カトリーナ」に直撃された米湾岸地域では甚大な被害が出ているが、窓が粉々に砕け、ニューオーリンズから住民が避難する中で、多くの関係者が現地に踏みとどまり、通信サービスの維持に努めている。
米東部地区の競合地域電話会社(CLEC)TelCoveは、ニューオーリンズにある中継局の維持に努めたが、サービスが届いているかどうかを確認する術がなかった。「特定の建物にサービスが届いているかいないかを教えてくれる人が誰もいなかった」と広報のマイルズ・ファルベル氏。
米陸軍部隊が9月1日にニューオーリンズ入りした際は米連邦通信委員会(FCC)がCLEC各社に協力を求め、どのサービスが利用できるか、発電機を稼働させるために何が必要かの目録提出を要請した。復旧作業に必要なサービスを提供することがその目的だったとファルベル氏。
通信会社の担当者はこの週の大部分、ミシシッピとニューオーリンズの復旧作業のために配置されていたが、道路が利用できず、まだ作業員を派遣するには危険すぎる状況のため現地入りできていないと、BellSouth広報のジョー・チャンドラー氏は話す。
BellSouthでは破壊された中央局の数は明らかにしていないが、ルイジアナ、ミシシッピ、アラバマで140万回線がハリケーンの影響を受けたと話している。
住民が避難して道路がなぎ払われてしまった地域では、何が原因で中央局が断絶したのか同社でもまだ完全に把握できていないという。
Verizon Wireless広報のパトリック・キンボール氏によれば、地上回線の障害で携帯電話ネットワークも途絶され、携帯電話塔と有線ネットワークを結んでいたT-1も切断された。補助発電機を備えた携帯電話施設は稼働を続けているところもあり、一部では通話ができるようになっている。
インターネットドメイン登録事業者DirectNICは、フレンチクオーターのオフィスでハリケーンに遭った。メンバーの1人がこの経験についてブログにつづり、ハリケーンや被害状況、そして建物に駐留している警察から報告を受けた略奪や破壊行為について記している。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
6
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
7
「壁紙DIY」とイマドキの超短焦点4Kプロジェクターを寝室で試したら検証が止められなくなった
-
8
早すぎる 「めっちゃカメレオン」Switch 2版、即日10万本突破
-
9
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
10
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR