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Intel、幹部の大幅な入れ替え実施

» 2006年07月21日 08時15分 公開
[ITmedia]

 組織再編を進めている米Intelは7月20日、上級幹部職多数の入れ替え人事を発表した。部門責任者を2人置くこれまでの態勢を見直して意思決定の迅速化を図る。「これにより、重要戦略に充てる私の時間を増やすことが可能になる」とポール・オッテリーニCEOは述べている。

 新人事は即日実施され、販売/マーケティング部門を率いる執行副社長にはショーン・マロニー氏(前モバイル部門共同責任者)が就任。モバイル部門は、マロニー氏と共同でジェネラルマネジャーを務めていたデビッド・パーマッター上級副社長が単独の責任者となる。

 販売/マーケティング部門の共同責任者を務めていたアナンド・チャンドラシーカ上級副社長は、省電力Intelアーキテクチャ製品とウルトラモバイルPC市場にフォーカスした新事業部の責任者に就任し、パーマッター氏の直属となる。エリック・キム氏(前販売/マーケティング部門共同責任者)はデジタルホーム部門のジェネラルマネジャーに就任する。

 Intelに26年勤務したベテランのウィリアム・シウ氏(チャネルプラットフォーム部門副社長兼ジェネラルマネジャー)と、25年勤めたリチャード・ワート氏(副社長、シニアフェロー、ソフト/ソリューション部門共同責任者)は今年いっぱいで退任する。

 シウ氏の退任に伴い、チャネルプラットフォーム部門はマロニー氏が統括する販売/マーケティング部門の傘下に入る。

 ソフト/ソリューション部門はワート氏の退任後、副社長兼共同責任者のレニー・ジェームズ氏が単独で責任者を務める。

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