マイナンバーカードで「図書館カード」代替 “ポイント制度”も導入
総務省は9月25日、図書館など複数の公共施設の利用者カードを、マイナンバーカード1枚に統合できる「マイキープラットフォーム」の運用を始めた。まず東京都豊島区など33の自治体で導入する。自治体のボランティアなどに参加するともらえるポイントをため、クレジットカードのポイントなどと合算し、地域の特産品と交換したり、商店街の買い物に使えたりするサービスも提供する。
マイナンバーカードに記録されている電子証明書(公的認証サービス、JPKI)を活用する。JPKI対応のICカードリーダーにPCを接続し、マイナンバーカードをセットして「マイキープラットフォームポータルサイト」で「マイキーID」(任意の英数字8桁)を設定する。マイナンバー(個人番号)そのものは使用しない。
導入自治体の図書館カウンターなどで、それまで使っていた図書館利用カードとマイキーIDをひも付けるよう申請すると、マイナンバーカードで代替が可能になる。
また、各自治体が発行する「自治体ポイント」と連携。ボランティア活動や町会活動に参加すると自治体ポイントがたまり、通販サイト「めいぶつチョイス」で特産品と交換したり、実際の商店街で買い物に使えたりする。提携するクレジットカードのポイントや航空会社のマイレージなどを自治体ポイントに交換・合算して使うこともできる。利用にはマイキーIDの設定が必要。
総務省によれば、マイナンバーカードの交付枚数は約1147万枚、人口に対する交付率は約9.0%(17年5月15日時点)。診察券や健康保険証としての利用、チケット高額転売を防ぐシステムへの活用など、マイナンバーカードの利用機会を増やし、普及につなげる考えだ。
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