著名ITジャーナリストのロバート・スコーブル氏、セクハラ発覚で謝罪
テクノロジー業界で長年活躍するジャーナリストのロバート・スコーブル氏(52)について、複数の女性が過去のセクハラ被害をカミングアウトし、スコーブル氏は10月22日(現地時間)、自身のFacebookで謝罪した。
米Wiredなどに寄稿するITジャーナリスト、クイン・ノートン氏が19日、Mediumに「ロバート・スコーブルと私」というタイトルで、2010年代のO'Reillyの年次イベントFoo Campで酒に酔ったスコーブル氏に胸を触られるなどのセクハラを受けたと当時の状況を語った。スコーブル氏に対し「もう1度私に触ったら(殴って)鼻を折る」と2回警告したところ、それ以降は絡んでこなかったという。
同氏は、スコーブル氏のセクハラ行為についてその後も聞くことが多く、同氏に断酒してセクハラ行為をやめてほしいと書いている。
この投稿へのコメント欄に、米航空宇宙局(NASA)の研究者、サラ・サイツ氏もスコーブル氏にセクハラされたと告白。「あなたに最初にカミングアウトさせてしまって申し訳ない。勇気に感謝する」と書いた。
この他、起業家のサラ・クンスト氏はノートン氏の投稿について「私が何年も前にスコーブル氏の行為について報告したのにFoo Campの主催者が同氏をイベントに招き続けていたことにショックを受けた」とツイートした。
スコーブル氏は2003年に米Microsoftに入り、「Channel9」立ち上げに携わった後、米IT系メディアのFastCompanyでコラムを執筆するなどジャーナリストとして活躍してきた。2009年~2016年はホスティング企業Rackspace Hostingのアドバイザー的な仕事をし、自らを「Rackspaceの顔」と称した。2016年4月からはVR・AR関連メディアとして注目を集める米UploadVRに籍を置く。
スコーブル氏はFacebookで謝罪し、「謝罪では不十分で、過ちが消えるわけではないことは分かっている。私にできることは今後のふるまいで改心したことを示すことだ」と書いている。
シリコンバレーでは、米Uberでのセクハラ問題を元従業員がブログで暴露して以来、著名投資家やAmazon.comの幹部などによるセクハラを被害者が告白することが増えている。
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