ロボットが“専属観光ガイド”になってくれる旅行プラン、JTBが販売 シャープの「RoBoHoN」活用
JTB西日本は12月8日、シャープのコミュニケーションロボット「RoBoHoN」(ロボホン)を旅行ガイドとして貸し出す京都旅行プラン「RoBoHoNと行く『ロボ旅』」(以下、ロボ旅)を12月15日から販売すると発表した。RoBoHoNが位置情報やビーコンに反応して音声で観光案内を行う。
ロボホンが案内してくれるのは清水寺や八坂の塔、高台寺、八坂神社、円山公園などの京都・東山エリアで、位置情報に合わせて約100箇所で音声案内をしてくれるほか、ビーコンを設置する20店舗の近辺では、「この近くにおいしいお団子屋さんがあるよ」などと店への誘導も行うという。
また、湯豆腐で有名な「清水順正 おかべ家」、京団子を提供する「京だんご 藤菜美」、舞子体験ができる「舞子体験処 ぎをん彩」、京料理が楽しめる料亭「祇園 はやかわ」の4店にもロボホンを設置。各店舗のサービスを日本語・英語・中国語の3カ国語で案内する。
ロボホン頭部のカメラで写真撮影することもできるが、返却時にロボホンに保存された個人情報は全て破棄されるため、撮影した写真が欲しい場合はUSBストレージなどを持参してデータを保存する必要がある。
ロボ旅の提供期間は2018年1月5日~3月31日(出発は30日、帰着は31日まで)で、1泊2日または2泊3日から選べるという。旅行代金は時期などにより異なるが、東京発の1泊2日で3名1室、食事無しの場合、2万4800円~3万3800円としている。ロボホンの貸し出しは1室につき1台で、持ち歩きのためのストラップや充電器も合わせて貸与する。首都圏のJTB店舗や「旅の予約センター」などで販売予定という。
JTB西日本 北村豪(つよし)執行役員は「ロボホンは旅の案内人であり、感動や体験を共有する“相棒”」と説明。「ロボットのコミュニケーション力を活用することで地域への誘客や消費拡大を狙う」と話す。
シャープIoT通信事業本部の景井美帆さん(コミュニケーションロボット事業統括部 市場開拓部 部長)は、ロボ旅を「“ユーザーのパートナー”というロボホンのコンセプトにマッチした取り組み」と評し、「今回は限定的な取り組みだが、今後京都での本格的な展開に加え、他の地域や英語、中国語以外の言語での案内なども検討している」と意気込む。さまざまな分野で法人向けにも販売しているロボホンの、観光分野での導入拡大を狙う。
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