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情報漏えい対策とセキュアコンテンツマネジメントを提供 「McAfee® WebShield® Appliance 3.0」

セキュアコンテンツマネジメントへの取り組み
能地將博氏

マーケティング本部 マーケティング部 部長代理
能地將博氏

 “セキュアコンテンツマネジメント”が日本でも注目を集めている。現在、インターネットを介して多くのネットワークが多面的に接続され、社内外でやりとりされる情報(コンテンツ)がセキュリティの脅威にさらされている。それらコンテンツの安全を確保するためのいくつかの対策を総称したものがセキュアコンテンツマネジメントである。具体的には、ウイルス対策、Webフィルタリング、メールフィルタリング、その他悪意あるプログラムへの対策などが含まれ、これら市場は年間平均成長率19パーセントで増加し、2007年には64億ドルに達するとの発表もある。

 マカフィーはこのセキュアコンテンツマネジメントに積極的に取り組み、対応製品を出荷する代表的なベンダーの一つである。

 「セキュアコンテンツマネジメントが叫ばれる前からネットワーク上のコンテンツ保護に注力し、対策となる製品を提供してきました。それら製品群の中核となるのが昨年9月にリリースした『McAfee WebShield Appliance 3.0』です。セキュアコンテンツマネジメントはもちろん、情報漏えい対策としても、必須の機能を提供します」と、マーケティング本部 マーケティング部 部長代理 能地將博氏は語る。



ギガビットイーサネット対応のハイエンドモデル WebShield 3300アプライアンス
 McAfee WebShield Appliance 3.0は、ウイルス対策、コンテンツフィルタリング、スパム対策に加えて、バージョンアップによりスパイウェア、アドウェア対策、複数台一元管理機能、ログ解析などの新機能を装備。さらに、コンテンツフィルタリング機能を大幅に強化し、情報漏えい対策をも可能とするゲートウェイ・セキュリティアプライアンスソリューションである。


企業を襲う複合型の脅威

 従来、コンピュータウイルスといえばメールへの添付ファイルからの感染が中心であった。怪しい添付ファイルを削除したりメールを隔離したりすることなどで、被害を防止できた。だが、最近はWebページからのデータダウンロードやブラウジングだけで感染するパターンが急増している。また、IE脆弱性の悪用やアドウェアの脅威も台頭している。

 これからみても、SMTPすなわちメールを重視したウイルス検知は完全に時代遅れとなっている。これから必須となるのは複合的な脅威に対処できる新たな仕組みである。

 「お客様からの要望で多いのはSMTPとHTTPのウイルススキャン併用、スパイウェアやアドウェア対策、スパム対策(フィッシング対策)、そして差し迫っている情報漏えい対策です。しかし、これらをトータルに対応するにはコストがかかりすぎますし、運用も煩雑になります。そこでマカフィーはMcAfee WebShield Appliance 3.0をご提供するわけです」と能地氏は強調する。


ウイルス名 侵入経路 Comment
Adware-180Solutions   Adware
Adware-Gator application   Adware
Exploit-ByteVerify HTTP/SMTP MS脆弱性
Exploit-MhtRedir HTTP MS脆弱性
JS/NoClose HTTP  
W32/Bagle.b@MM SMTP  
W32/Mydoom@MM SMTP  
W32/Netsky.a@MM SMTP  
W32/Sasser.worm   MS脆弱性
W32/Sdbot.worm ファイル共有 MS脆弱性

2004年度TOP10ウイルス(アドウェアなどの不審プログラム含む) source:McAfee Avert



SMTP/HTTPの同時対策

 複合型脅威に備えるためにSMTPとHTTPプロトコルへの対策は必須となる。だが、専用の対策を個々に用意すると、コストは倍になるし、管理も煩雑になり、運用上のミスも発生しやすい。ここにMcAfee WebShield Appliance 3.0の必要性がある。

 だが、複数プロトコルへの対応というと、パフォーマンスを気にする人もいるかもしれない。

2004年度ユーザー使用プロトコル実績
 「2004年の集計は、McAfee WebShield Appliance導入企業の69パーセントがWebShield Applianceを複数のプロトコル検知に使用しています。HTTPは非常にパフォーマンスが求められるプロトコルですが、この利用状況からパフォーマンスに問題ないことがおわかりいただけると思います。同時に、いかにお客様が複合型脅威にさらされているかの証しにもなります」(能地氏)。

 


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