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個人情報保護対策に効果を発揮する LanScope Cat3の優れた機能

●操作プロセス管理(ファイル操作ログ)

 クライアントPCのファイル操作ログを取得できることが、LanScope Cat3の最大の強みである。従業員一人ひとりのPC操作のログが残るため、いつ誰がどのようなファイル操作を行ったのか一目で把握できる。また、PCの利用状況を色分けして時間帯ごとにグラフ化することもできるので、夜中に何らかの作業が行われていれば、その際に個人情報を盗み出している可能性が高いことがわかる。さらに、オプションのWebコンソールを活用すれば、ファイル操作のログだけを色づけしてわかりやすく表示することができ、情報流通経路の特定がしやすくなって管理者の負担も軽減される。

 実際に開発を行ったシステム部 課長の北村和久氏は、「人が操作するログだけを取得しているのでPCへの負荷が極めて小さい。このことも、他社製品とは異なる大きな特長です。実際、リアルタイムにログを収集しているにもかかわらず、Excelのファイルを1枚印刷するよりも通信の負荷が小さいので、通常の業務を快適に行うことができます」と技術面の優位性を強調する。

リアルタイムイベントログ画面

「リアルタイムイベントログ」では、従業員がExcelの顧客リストを印刷していることなどが瞬時に表示される


リアルタイムイベント解析画面

「リアルタイムイベント解析」では、青と水色は正常な稼働状態を示し、何らかの作業が行われているときは、青と水色が交互に表示され、何も作業が行われていないときは、どちらか一方が連続表示される

●Webアクセス監視

 「Webアクセス監視」では、各PCにエージェントモジュールをインストールし、Webの閲覧状況をログ化する。任意のキーワードを設定して不正なサイトへのアクセスを禁止することもできる。例えば、“2ちゃんねる”のような掲示板に、仕事をしているふりをしながら会社の個人情報や悪口を書き込まれる心配もなくなる。また、Webアクセスログの取得方法をポリシーとして設定することにより、キーワードに抵触したサイトへのアクセスログだけを効率的に取得することもできるし、各従業員がどんなサイトを多く見ているかを集計して報告書を作成することもできる。いずれにせよ、現状を分析したうえで柔軟にカスタマイズできるのが特長である。

Webアクセスログ画面

「Webアクセスログ」では、どの部署のどのPCから、何というログオンユーザー名で、いつ、どのくらいの時間、どんなサイトにアクセスしているかを把握できる


●プリントログ

 「プリントログ」では、“誰が、どのプリンタに、いつ、どのファイルを、何枚印刷した”という5つの項目でプリンタの出力状況を把握できる。当初は、プリントする枚数を管理して紙の削減を図ることが目的の一つだったが、印刷したファイル名まで把握できるので、顧客リストなどの機密情報が印刷されるとすぐにわかるため、個人情報保護対策としても効果を発揮する。

プリントログ画面

「プリントログ」では、“町内野球大会”というファイルを“takashima”という人が200枚印刷したことが一目瞭然でわかるため、経費削減や不正印刷の防止に役立つ


●デバイス使用制限

 内蔵型、外付け型のCD-R、FD、MO、USBフラッシュメモリなどのリムーバブルメディアの使用を制限することができる。個人情報などはリムーバブルメディアに保存されて外部に持ち出されるケースが多いので、個人情報漏えい防止のための有効な機能といえる。

コンソールポリシー画面

コンソールのポリシー設定画面からPC単位やグループ単位でオフラインデバイスの使用の可否を設定することができる

 


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