ワンランク上の性能とはこういうことさ――“超快適”スキャナ「imageFORMULA DR-C240」を徹底検証する自炊ユーザーに朗報!(1/5 ページ)

ドキュメントスキャナで一度に大量の紙を電子化したいという欲求は個人ユースでも強い。特に「自炊ユーザー」にとって、読み取り速度と給紙容量は重要だが、キヤノンからワンランク上の性能を提供する新モデルが登場した。早速チェックしていこう。

» 2015年11月04日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
PR

個人ユーザーに知る人ぞ知る“超快適”なスキャナを

 ペーパーレス化の波が職場はもちろん家庭にも到来したことで、法人だけでなく個人のユーザーからも熱い視線を浴びているのが「ドキュメントスキャナ」だ。

 スキャナと呼ばれる機器はほかにフラットベッドスキャナなどもあるが、ドキュメントスキャナは原稿の両面を同時に読み取ることができ、かつ数十枚もの原稿を一度にセットして電子化が可能という利便性の高さから、身近にある書類を効率的にデータ化したいというユーザーの人気を集めている。

 そんなドキュメントスキャナの主用途の1つに「自炊」と呼ばれる行為がある。これは紙の本を裁断後、スキャナを用いてPDFなどのデータに変換し、タブレットや電子書籍リーダーで読めるようにすることを指す。データ化してしまえば、大量の本をタブレットに入れて持ち歩けるほか、本棚などの置き場所も不要になる。こうした「自炊ユーザー」は熱心で、中には千冊を超える大量の蔵書をスキャンし、部屋をスッキリさせたという事例も聞く。

 しかしこの自炊は、通常の用途と比べてはるかに多い枚数を処理することから、スキャナの性能的な限界や、足りない機能が何かと目に付きやすい。「もっと高速にスキャンしたい」「もう少し多くの原稿をまとめてセットしたい」「カラーやグレーといった読み取り設定をPCで切り替えるのが面倒」「色の濃さを調整したいのにできない」など、多くの本を自炊するうちに不満が積もり積もっている、そんなユーザーも多いのではないだろうか。

 そうしたユーザーにぜひチェックしていただきたいのが、キヤノンから新しく登場したドキュメントスキャナ「imageFORMULA DR-C240」だ。もとはビジネス向け製品のため、店頭で見かけることはまずないが、個人ユーザーでも選択肢に十分入ってくる価格帯にあり、実は自炊ユーザーのツボにハマる“超快適”な機能を多数備えている。まさに「自炊のためのスキャナ」と言っても過言ではない、ワンランク上の性能を実現しているのだ。

DR-C240 キヤノンのドキュメントスキャナ「imageFORMULA DR-C240」

グレー毎分45枚の“爆速”読み取り、同時セット枚数は余裕の60枚

 DR-C240は、背面に原稿をセットして手前のトレイに排出するという、極めてオーソドックスな構造を採用した卓上タイプのA4ドキュメントスキャナだ。

 ボディカラーはつや消しの落ち着いたブラックで統一されており、ビジネス向け製品らしい剛性感がある。本体の幅は291ミリとA4の長辺並み、奥行きはトレイを閉じた状態で253ミリ、展開した状態で603ミリだ。自炊向けとされる他社製品に比べると同等か、わずかに大きいといった程度で、机上で余計なスペースを取ることはない。

非使用時の外観 ボディカラーはブラックで統一されている。トレイ全閉時の本体サイズは291(幅)×253(奥行き)×231(高さ)ミリ、重量は約2.8キロだ
ボディの奥行き ボディの奥行きは253ミリで、机上に無理なく設置できるサイズ。ADFの部分が後方に伸びているが、接地面積はコンパクトにまとまっている。サイズ比較用に、500ミリリットルのペットボトルを隣に置いてみた
使用時の外観 使用時はADFの給紙トレイを伸ばし、前面のカバーを開いて、排紙トレイを引き出す。この状態での本体サイズは291(幅)×603(奥行き)×363(高さ)ミリとなる

 携帯性やデザインを追求した製品ではないため、外観に際立ったところは見当たらないが、その性能や搭載された機能を1つずつ確認していくと、DR-C240が極めて自炊向けの、まさしく「羊の皮を被った狼」と呼ぶべき特徴を備えた製品であることがよく分かる。早速チェックしていこう。

 まずはスキャン速度だ。自炊向けとされるドキュメントスキャナはカラー300dpiでの読み取り速度が毎分20〜25枚(40〜50面)の製品がほとんどだが、DR-C240はグレー/白黒300dpiで毎分45枚(90面)にも達する。カラーも200dpiならば毎分30枚(60面)、300dpiでも毎分20枚(40面)の速さだ(いずれもA4タテのスキャン速度)。

 自炊のように大量の原稿をスキャンする場合、毎分数枚の速度差がトータルではとてつもなく大きな差となる。特にモノクロのページをスキャンする場合、DR-C240は他の自炊向けスキャナの2倍前後という、業務用モデル顔負けのスピードだ。これだけ差があると最終的にどれだけ作業時間を短縮できるか、自炊の経験者ならば、お分かりいただけるだろう。

給排紙の機構 背面に原稿をセットして手前のトレイに排出する仕組み。グレー/白黒の200/300dpiで毎分45枚(90面)というスキャン速度は圧倒的だ(A4タテのスキャン速度)。排紙が散らばらないよう先端にストッパーを設けるなど、使い勝手への細かい配慮もみられる

 いやいや、そんなに速くスキャンできても、オートシートフィーダ(ADF)に原稿を継ぎ足すのが大変になるだけ……と思うかもしれないが心配無用だ。DR-C240は一般的な自炊向けドキュメントスキャナよりはるかに多い、60枚もの原稿を一度にまとめてADFにセットできる。

 しかも他社製品と同様、これはあくまでも公称値で、実際には紙の薄さにより、もう少し多くの原稿をセットできる場合もある。本の厚みによっては、丸ごと1冊を給紙できてしまうことも少なくないだろう。同時にセットできる枚数が多ければ多いほど効率が上がる自炊には、ぴったりの快適仕様だ。

大容量給紙に対応したADF 実際に60枚の原稿をADFにセットした様子。これだけの枚数を一度に給紙でき、しかも高速にスキャンが行えるのは、DR-C240の大きな魅力だ
       1|2|3|4|5 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:キヤノンマーケティングジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2015年12月3日

関連記事

大量の紙文書をすばやく電子化できるドキュメントスキャナは、もはやビジネスには欠かせないオフィスIT機器と言える。では、数ある製品から何を選べばいいのだろうか?

さまざまなビジネスで有用なキヤノンのドキュメントスキャナ「imageFORMULA」。どのような業種のどのような利用シーンに適しているのか、その活躍の場を見ていこう。

職場にあふれかえる紙を何とかしたい! さまざまな現場で直面する「ペーパーレス化」の悩みに、文書管理のプロがお答えします。今回は看護師編です。

職場にあふれかえる紙を何とかしたい! さまざまな業種が直面する「ペーパーレス化」の悩みに、文書管理のプロがお答えします。今回は建築士編です。

職場にあふれかえる紙を何とかしたい! さまざまな現場で直面する「ペーパーレス化」の悩みに、文書管理のプロがお答えします。今回はファイナンシャルプランナー編です。

職場にあふれかえる紙を何とかしたい! さまざまな現場で直面する「ペーパーレス化」の悩みに、文書管理のプロがお答えします。今回は教師編です。