人が乗れる四足歩行ロボ 水素エンジン搭載で“野山を駆ける” 川崎重工が万博でお披露目
川崎重工業は4月3日、人が乗れる四足歩行ロボット「CORLEO」(コルレオ)を発表した。動力源は水素で、重心移動などで操縦する。山道のような険しい道も走行できるという。13日に開幕する「2025年日本国際博覧会」(大阪・関西万博)で展示予定。
マシンの操作を担うのは、前方のハンドル部分と、前脚と後脚の間にあるステップだ。それぞれで検知した乗り手の重心移動を基に脚が動くという。後脚部と前脚部が分かれて縦にスイングする機構も搭載。走行時の衝撃を吸収できるほか、段差を登る際も乗り手の姿勢を保てるようにし、進行方向の地形を確認しやすくするという。
マシン内部には、水素を保存するキャニスターと、150ccの発電用水素エンジンを備える。このエンジンで発電した電気により、4脚に搭載したパワーユニットを駆動する仕組みだ。加えて4本の脚の先端には、ラバー素材で左右に分割されたひづめ型の部品を採用。草原や岩場など幅広い地形を走行できるようにした。
前方部には水素残量や乗り手の重心位置、マップ・ルートを表示するディスプレイを搭載。マシン前方の路面に進路を示すマーカーも照射できるため、夜間の走行もサポートするとしている。
同日に、山岳地帯や草原を走行するイメージ映像を公開。乗り心地については「人馬一体の安心感を実現する」と説明している。
CORLEOは大阪・関西万博会場の「未来の都市」パビリオンにある川崎重工業ブースで展示予定。複数のポーズをとる姿などを披露するとしている。
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