Google I/O 2025
スマホのGeminiに“目”がついた AIアシスタントの未来へ一歩前進 無料で誰でも利用可能
米Googleは5月20日(現地時間)、AIアシスタント「Gemini」のスマートフォンアプリに対し、カメラに写るものについて音声で質問ができる「Gemini Live」の機能を、全ユーザーに無料で開放した。Geminiアプリのアップデートの一環で、ほかにも画像生成など複数の機能を強化したという。
スマートフォンのカメラを通して見えるものについて、検索したり質問したりできる機能。例えば、室内にある椅子を映しながら「どうやって置くするのが最適か?」と聞くと、置き場所や組み合わせるべき家具などを教えてくれる。
この機能は2024年、AIアシスタントの研究プロジェクト「Project Astra」の一環として発表。25年4月からは有料版の「Gemini Advanced」と、同社のスマートフォン「Pixel 9」シリーズ、韓国Samsungの「Galaxy S25」ユーザー向けに提供を始めていた。
他にも、画像生成機能には、同日に発表した新たなAIモデル「Imagen 4」を搭載。動画生成機能にも、同日発表の「Veo 3」を搭載した。画像生成機能は全ユーザーが無料で使える一方、動画生成機能は有料プラン「Gemini Ultra」の米国ユーザーが対象。
質問に応じて詳細な分析とレポートを作成する機能「Deep Research」では、ユーザーの独自データを情報源として追加できるようになった。近日中に、Google DriveとGmail内の情報も参照可能になる予定だ。
AIが文章作成やコーディングをサポートする機能「Canvas」には、対話形式の音声による要約作成機能などが加わった。加えて、同日に正式にリリースしたAIモデル「Gemini 2.5 Pro」を活用することで、コーディング性能も大幅に向上。自然言語による指示で“直観的”にコーディングする「Vibe Coding」(バイブコーディング)にも役立つという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia AI+に関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
FANZAで「成人向けAIコンテンツ制作サービス」開始 8月24日から先行体験
-
2
エイベックス松浦会長、noteの“バズり記事”を「ほぼAI」で作成 「僕の60年分のデータを入れた」
-
3
「たった14人」の挑戦から7兆円の逆転劇へ ラピダス小池社長の「TSMCとは戦わない」2ナノ半導体の勝算
-
4
Anthropic、「ミュトス 5」を脆弱性スキャンに開放──「Claude Security」経由でEnterprise顧客が利用可能に
-
5
「孫さんはOpenAIだが、僕はAnthropic」 SBI北尾会長が語る「AI投資5億円→増収27億円」の勝算
-
6
「Gemini Notebook」で利用者10倍 シニア社員をAIヘビーユーザーにした首都高の考え
-
7
中国AI「Kimi」が日本進出か 有料プランのプレゼントキャンペーンも 「はじめまして、日本」
-
8
現役組み込みエンジニアがAIを業務利用して分かったこと――期待と限界と現実解
-
9
フィジカルAIとヒューマノイドの可能性、PFNの見立てとトヨタのアプローチ
-
10
GoogleはAI競争に負けたのか 「最強のAI」ではなく「AIの“電力網”」を選ぶ賭け
SpecialPR
ITmedia AI+ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmedia AI+をフォロー
あなたにおすすめの記事PR