Anthropic、「Claude Code」を大幅強化 checkpoint機能やVS Code拡張を追加
米Anthropicは9月29日(現地時間)、自然言語でコーディングを支援するAIエージェントツール「Claude Code」をアップグレードしたと発表した。同日リリースの「Claude Sonnet 4.5」によって強化されている。
このアップグレードで、Claude Codeはより自律的に動作できるようになり、複雑なタスクを委任できるようになったとしている。主な新機能として、「checkpointing」機能が導入された。これは、コードの状態を自動的に保存する機能で、コードの変更前に保存されるため、ユーザーは2回Escするか、/rewindコマンドを使うことで、いつでも以前のバージョンに巻き戻せる。checkpointingは、広範囲なリファクタリングや機能探索などのタスクを安心して委任するために特に有用だ。
また、自律的な作業を強化する新機能も追加された。例えば、専門的なタスクを委任するサブエージェント(メインエージェントがフロントエンドを構築中にバックエンドAPIを起動するなど)や、特定のイベントに応じてカスタムコマンドを自動実行するフック(コード変更後にテストスイートを実行するなど)だ。これらの機能はcheckpointingと組み合わせることで特に有効に機能する。
ユーザーインタフェースも拡充された。IDE内での作業を好む開発者向けに、Claude Codeを直接統合するネイティブなVS Code拡張機能(β)をリリース。この拡張機能では、専用のサイドバーパネルからインラインの差分を通じてClaudeによる変更をリアルタイムで確認できる。
ターミナルインタフェースも刷新され、ステータスの可視性が向上し、検索可能なプロンプト履歴(Ctrl+r)が利用できるようになり、以前のプロンプトの再利用や編集が容易になった。これらのターミナルインタフェースの更新と新機能は、ローカルインストールを更新するだけで、すべてのClaude Codeユーザーが利用可能だ。
Anthropicはまた、カスタムエージェント体験を構築したいチーム向けに、「Claude Agent SDK」をリリースした。これは以前の「Claude Code SDK」から名称変更したもので、Claude Codeを動かしているのと同じコアツール、コンテキスト管理システム、パーミッションフレームワークへのアクセスを提供する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia AI+に関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
Anthropic、「Claude」で生成したテキストに“見えない透かし” 日本を含むグローバルに適用へ
-
2
GeminiアプリのMAUが10億人を突破 Googleで14番目の大台到達製品に
-
3
NEC、部門長から社員まで「全員AI」の新組織
-
4
Markdownファイルが、AI時代の負債に? Googleが提案する「ナレッジ標準化」の一手
-
5
Salesforce「サポート部門9000→5000人」は人員削減ではない AI時代に生き残る“配置転換”
-
6
AIエージェントの「Skills」「MCP」などをまとめる標準規格登場 CodexやVS Codeなど対応、Claudeは未対応
-
7
「よく聞こえなかったデスら」――『ドラクエ』に“AIキャラ”登場、世界観を守るために張り巡らせた創意工夫
-
8
2028年にSOCの人手対応、30%減へ 常態化する攻撃に企業は勝てるのか
-
9
“脱モノ売り”のリコー 同社が説く「営業AXの勘所」とは
-
10
シャープが2026年9月からAIサーバ事業を開始、2026年度業績は円安で下方修正
SpecialPR
ITmedia AI+ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmedia AI+をフォロー
あなたにおすすめの記事PR