“Animate騒動”は「将来的なリスク」──「秘密結社 鷹の爪」制作元、自社ツール開発検討へ AI活用加速も表明
アニメ「秘密結社 鷹の爪」の制作元として知られるディー・エル・イーは2月4日、米Adobeが一度告知した2Dアニメ制作ソフト「Adobe Animate」の終了を撤回した件に対し、声明を出した。Animateを利用したアニメ制作を手掛けてきたディー・エル・イーは、今回の件を「将来的なリスク」と評価。自社製制作ツールの開発・移行を検討する他、AI活用に注力する方針などを掲げた。
Animateを利用したアニメ制作は継続するが、独自ツールの開発や導入など、特定のプラットフォームに依存しない持続的な制作環境の構築を検討するという。さらに生成AIを組み合わせ、アニメの背景制作や原画と原画の間をつなぐ作業などのスピード向上を図るとした。
「伝統的な制作手法の強みを生かしつつ、最先端技術による変革を断行することで、企業価値のさらなる向上に努めていく」(ディー・エル・イー)
Adobeは2日、Animate販売を3月1日で終了し、個人・法人向けサポートも段階的に停止すると発表した。一方SNS上では、Animateの継続を望む声が続出し、オンライン署名サイト「change.org」では、終了撤回を求める署名ページも立ち上がった。これを受け、Adobeは4日にAnimateの終了を撤回し、今後も継続する方針を示した。
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