米Adobeは2月2日(現地時間)、2Dアニメ制作ソフト「Adobe Animate」の販売を3月1日で終了すると発表した。個人ユーザーのサポートは来年2027年3月1日、エンタープライズ向けは3年後の29年3月1日に終了する。
ユーザーには、「After Effects」や「Adobe Express」への移行をすすめているが、利用中の個人ゲーム開発者やアニメ制作関係者などは「困る」と悲鳴を上げている。
「Adobe Animate」は、直感的な操作で2Dアニメーションを制作できるベクター描画ツール。Webブラウザ上で動くバナー広告や、インタラクティブなゲーム開発、テレビアニメの制作現場などで広く活用されてきた。
名称は、2016年に「Adobe Flash Professional」から変更。Flash Professional時代はFlash(SWF)アニメ作成ツールだったが、Flashのセキュリティ問題などが浮上し、HTML5/Canvas形式の動的コンテンツ・アニメなどの制作ツールに変化していた。
同社はサービス終了について「25年以上の歴史の中で、アニメーションエコシステムの作成、育成、開発という目的を十分に果たしてきた。テクノロジーの進化に伴いユーザーニーズが変化するため」などと説明している。
ユーザーからは、「最近は使っていなかった」「仕方ない」と理解する声もあるが、「現役で使っているのに困る」「2020年のFlash Player終了に続き、Flashを2度も終わらせるなら、AdobeはなぜMacromediaを買収したのか」などの不満も噴出している。
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