サントリーは12月10日、Flash Playerのサポート終了を目前に“おもしろFlash”の歴史を振り返る動画「Flash Back Memories」を公開した。動画には「ゴノレゴ」「カナヘイ」といった作品が登場する。
現在Flash Playerを提供している米Adobe Systemsは、12月末で同サービスの更新とサポートを終了するとしている。サントリーは「クリエイターへの感謝」「Flashとともに育った大人への応援」をコンセプトに動画を制作。Flash文化とともに歩んだ、32歳の主人公の青春時代を振り返るというストーリーで、ナレーションには「ペリーのお願い」でペリー役を務めた宮崎吐夢さんを起用した。
“Flash世代”を制作スタッフとして集め、思い出やあるあるネタを詰め込んだという。映像内では「インターネットを接続している時間が“テレホーダイタイム”と呼ばれた午後11時以降」「2ちゃんねるで紹介されるURLがhttpではなくttp」「BGMに過去のWindowsの起動音やクリック音などを使用」などのこだわりを見せた。
企画のWebサイトも「カラフルなタイトル」「カーソルに追従するエフェクト」などを採用した昔の個人サイトのようなデザインになっている。
サントリーは「Flashカルチャーを振り返り、今後のクリエイターの次の”新しい“創作を後押ししたい」としている。
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