ITmedia NEWS >

特集:コンピューティングロールモデル 民間企業の活用アイデア

膨大な計算リソースを持つ「スーパーコンピュータ」、量子力学を活用した「量子コンピュータ」といった技術はこれまで、最先端テクノロジーとして研究されてきた。しかしそんなコンピューティング技術も、いよいよ民間企業での活用が始まっている。本特集ではスーパーコンピュータや量子コンピュータの活用事例から、どんな使い道があるかを伝える。

Pickup!

イーロン・マスク氏のAI企業xAIが、“世界最大のスーパーコンピュータ”という「Gigafactory of Compute」の建設地としてテネシー州メンフィスを選んだと、メンフィスの商工会議所が発表した。xAIは5月、60億ドルを調達している。

(2024年6月6日)
Innovative Tech:

英マンチェスター大学とオーストラリアのメルボルン大学の研究者らは、天然シリコンに含まれる不純物を取り除いた超高純度のシリコンを用い、信頼性の高い量子ビットを製造する方法を提案した研究報告を発表した。

(2024年5月22日)

Microsoftは、支援するQuantinuumの量子ビットプロセッサ「H2」と自社の仮想化システムを使うことで、1万4000件以上のインスタンスをノーエラーで実行できたと発表した。数カ月中にAzure Quantum顧客にプレビュー提供する計画。

(2024年4月4日)

新着記事

icon

国立天文台天文シミュレーションプロジェクト(CfCA)が、運用を終了した天文学専用スーパーコンピュータ「アテルイII」を解体・搬出する様子を、公式Xアカウントに投稿している。

(2024年9月9日)
icon

理化学研究所は、「富岳」と同等のソフトウエア環境を、富岳以外のスパコンやクラウドサービス上に再現する「バーチャル富岳」をリリース。

(2024年8月6日)
icon

スーパーコンピューター「京(けい)」を取り上げたNHK「新プロジェクトX〜挑戦者たち〜」が、ネット上で波紋を広げている。当時、京の開発責任者を務め、その後富士通を離れた人物に番組でほとんど触れられなかったことで、企業の都合が番組に反映されたのではないかという見方だ。

(2024年6月22日)
icon

英サリー大学と米カリフォルニア大学サンディエゴ校に所属する研究者らは、時間が過去から未来へ一方向にしか流れない理由を探究した研究報告を発表した。

(2024年6月5日)
icon

英マンチェスター大学とオーストラリアのメルボルン大学の研究者らは、天然シリコンに含まれる不純物を取り除いた超高純度のシリコンを用い、信頼性の高い量子ビットを製造する方法を提案した研究報告を発表した。

(2024年5月22日)
icon

富士通と理化学研究所は13日、世界のスーパーコンピュータの性能ランキング「TOP500」で4位になったと発表した。

(2024年5月14日)
icon

フランスの量子コンピューティング・スタートアップ「Alice & Bob」などに所属する研究者らは「シュレーディンガーの猫」にヒントを得た量子ビットが、従来にない長時間にわたってエラーを起こさずに機能することを明らかにした研究報告を発表した。

(2024年5月13日)
icon

もしブラックホールに落ちたらどうなるか?──米NASAは、その疑問の答えとなる“ブラックホールに突入する様子”を再現した動画を公開した。

(2024年5月7日)
icon

米NVIDIAは同社が独自に開発したデータセンター規模のスーパーコンピュータ「Eos」をブログと動画で披露しました。

(2024年2月20日)
icon

AWS、Google、NVIDIA、Cisco、IBMをプレミアメンバーとする「Post-Quantum Cryptography Alliance」(ポスト量子暗号アライアンス)がLinux Foundation傘下で設立された。

(2024年2月16日)
icon

経済産業省とNEDOが、生成AIの開発支援事業に東大やSakana.aiなど採択。対象組織には、計算資源の利用料を補助するといった支援を行う。

(2024年2月2日)
icon

大阪大学量子情報・量子生命研究センターの北川勝浩センター長などからなる研究チームが、国産第3号機となる量子コンピュータの稼働を始めたと発表した。12月22日には、同コンピュータの性能をクラウド経由で使えるサービスも始める。

(2023年12月20日)
icon

理化学研究所は12月14日、3月に稼働を始めた国産超伝導量子コンピュータ初号機「叡」(えい、英語表記は“A”)のロゴマークを公表した。

(2023年12月14日)
icon

米Amazon Web Servicesが、量子コンピューティングサービス「Amazon Braket」に新しい料金体系を追加した。これまでは従量制のみだったが、1時間単位で事前予約できるようになった。

(2023年11月28日)
icon

東京大学と日本IBMが、127量子ビットのプロセッサを搭載した量子コンピュータ「IBM Quantum System One with Eagleプロセッサー」の稼働を始めた。従来のスーパーコンピュータでは不可能だった大規模で複雑な計算が可能になるとしている。

(2023年11月28日)
icon

富士通と理化学研究所は14日、世界のスーパーコンピュータ性能ランキング「TOP500」で4位になったと発表した。

(2023年11月14日)
icon

10月3日から6日まで開催中の年次イベント「ソフトバンクワールド」で、米NVIDIAの“次世代スーパーチップ”「GH200 Grace Hopper」の実機が展示されている。実機展示は世界初。

(2023年10月5日)
icon

理化学研究所は、3月に稼働を始めた国産超伝導量子コンピュータ初号機の愛称が「叡」(えい、英語表記は“A”)に決まったと発表した。

(2023年10月5日)
icon

SB C&Sがサーバベンダーの米Supermicroと協業する。Supermicroの最新GPUサーバをSB C&Sが取り扱い、2社合同のタスクチームで販売から構築、保守サポートまでを行うとしている。

(2023年9月29日)
icon

日本では今、スパコン「富岳」を使ってLLMの研究・開発を進めている。深層学習においてはGPUを使うのが一般的だが、なぜGPUのない富岳を使うのか。そこには現実的な理由があった。

(2023年9月11日)
icon

国産LLMに約8.8億円投資を投資するAWSジャパン。同社の狙いを聞いた。

(2023年9月5日)
icon

さくらインターネットが、6月に発表したGPUクラウドサービスへの投資計画を前倒しで進めると発表。2024年に78億5000万円を投じると決めた。

(2023年8月22日)
icon

さくらインターネットが、クラウドサービス「さくらのクラウド」の新プランを発表。AIの開発や学術研究など、ハイパフォーマンスな計算資源が必要な用途での利用を見込むという。

(2023年8月3日)
icon

日本航空が、量子コンピューティング技術を活用した運航整備計画の最適化システムを開発する。さまざまな要素を加味する必要がある運航整備計画の策定に量子コンピューティング技術を適用して効率化を図る。

(2023年7月31日)
icon

日本マイクロソフトは、「Azure OpenAI Service」を、政府のクラウドサービス認定制度「ISMAP」に登録する方針だ。早ければ8月末にもISMAPのリストに入る見込みという。

(2023年7月28日)
icon

NTTが汎用的な量子回路を難読化する手法を発見した。これまで以上に難読化できる範囲が広がり、知的財産の保護につながるとしている。

(2023年6月21日)
icon

NIIが、量子技術に関する教材を集めたデータベースを公開した。コンテンツはNIIに加え、東京大学、慶應義塾大学、名古屋大学、九州大学が提供する。

(2023年6月12日)
icon

気象庁が線状降水帯の予測精度向上のため、気象レーダーやアメダス、スーパーコンピュータなどの強化、「富岳」を活用したより詳細な予報技術の開発を進めると発表した。

(2023年6月9日)