この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「ANVIDIA、4608基のH100GPUを搭載したデータセンター規模の独自開発AIスーパーコンピュータ「Eos」を披露」(2024年2月20日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
米NVIDIAは、昨年(2023年)11月に開催された「Supercomputing 2023」で発表され、スーパーコンピューターTOP500リストの9位にランクインした、同社が独自に開発したデータセンター規模のスーパーコンピュータ「Eos」をブログと動画で披露しました。
Eosは、8基のNVIDIA H100 TensorコアGPUを搭載したシステム「NVIDIA DGX H100」がコアとなります。
このNVIDIA DGX H100を576台を、最大で毎秒400ギガビットのデータ転送速度をサポートするNVIDIA Quantum-2 InfiniBandネットワークで接続し、さらに高速なストレージを接続しています。
Eosにより、高速でより大がかりな大規模言語モデル、レコメンデーションシステム、量子シミュレーションなどをトレーニングするAI ワークロードの処理が可能だと説明されています。
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