Preferred Networksは11月14日、同社のプライベート・スーパーコンピュータ「MN-1」がスーパーコンピュータ性能ランキングを示すTOP500リストにおいて、産業領域の国内1位になったと発表した。世界ランキングは12位。研究用なども含む全てのランキングでは、世界91位、国内13位の成績。LINPACK性能測定の結果、約1.39ペタFLOPS(1秒間に行える浮動小数点演算の回数)を記録した。
MN-1は、NTTコミュニケーションズとNTTPCコミュニケーションズの高速演算処理プラットフォームを採用。計算ノードにはNVIDIA Tesla P100GPUを1024基搭載。PFNが開発する分散深層学習パッケージChainerMNが利用できる。
同社は「交通システム、製造業、バイオ・ヘルスケア分野などの、特に多くの計算機資源を必要とする分野での深層学習研究開発に活用したい」とコメントしている。
(太田智美)
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