Microsoft、「Copilot Cowork」をFrontierで提供開始 「GPT」と「Claude」を組み合わせる機能も
米Microsoftは3月30日(現地時間)、10日に発表した「Microsoft 365」の新機能「Copilot Cowork」のFrontierプログラムでの提供を開始したと発表した。また、“マルチモデルインテリジェンス”採用の「Researcher」の新機能も発表した。
Researcherは、複数の情報源から情報を統合し、包括的な分析と引用に基づく信頼性の高い回答を生成することで、複雑な調査タスクの解決を支援する機能。このResearcherの精度と深さをさらに向上させるため、「Critique」と「Council」という2つの新しいマルチモデル機能を導入した。
Critiqueは、米OpenAIの「GPT」と米Anthropicの「Claude」を組み合わせ、文章の生成プロセスと評価プロセスを分離するシステムだ。従来のAI調査が単一のモデルで全工程を処理していたのに対し、CritiqueではGPTがタスクの計画、情報検索、初期草稿の生成を担当し、Claudeが専門のレビュアーとして機能し、情報源の信頼性、レポートの網羅性、厳密な証拠に基づく根拠付けの3つの観点から内容を厳しく評価し、改善する。
Councilは、異なるモデルの回答をユーザーが比較検討するための機能。Critiqueが複数のモデルを内部で協働させて1つの回答を磨き上げるアプローチであるのに対し、Councilは、AnthropicとOpenAIのモデルを同時に独立して実行させ、それぞれのレポートを出力させるアプローチをとる。専用の判定モデルが両者のレポートを評価し、見解が一致している部分や分岐している部分、各モデルならではの独自の洞察を要約して提示するため、ユーザーは多角的な視点を得ることができる。
Frontierプログラムへの参加方法についてはMicrosoftのWebサイトを参照されたい(本稿執筆現在、日本語版の関連Webサイトはまだ更新されていない)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia AI+に関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
よく見られているカテゴリー
アクセスランキング
-
1
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
2
え、21日で37テラも? 高性能SSDを食いつぶす「あのAIツール」にご用心:886th Lap
-
3
AIに「相手に電気ショックを与えろ」と命じ続けたらボタンを押すのか? 11のLLMで“ミルグラム実験” 抵抗できたのは……
-
4
ソフトウェアエンジニアの仕事は「ループを書くこと」になる 内側ループと外側ループ(ハーネス)入門
-
5
Anthropicの営業はAIエージェントをこう使う! 日本法人メンバーが明かす手の内
-
6
復活した「Fable 5」 米政府からのオーダーに対して、Anthropicはどう対策したのか
-
7
「Claude Fable 5」をサブスクの標準機能に――AnthropicのエンジニアがXに投稿 7月8日以降の「早期復活目指す」
-
8
AIで“ゲームキャラの出産二次創作”を何千回と生成する人も……ChatGPTの会話57万件から見えたヘビーな利用実態
-
9
3万円で「Yahoo!ニュース」にPR掲載 プレスリリースをAIで「ニュース風記事」に
-
10
光接続の標準規格「OCI」対応シリコン、GFが27年に投入
SpecialPR
ITmedia AI+ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmedia AI+をフォロー
あなたにおすすめの記事PR