アニメ「本好きの下剋上」OP映像差し替え “AI禁止”のはずが「AI使用と判明」、制作会社が謝罪(1/2 ページ)
アニメ制作会社のウィットスタジオ(東京都武蔵野市)は4月10日、同社が制作するアニメ「本好きの下剋上 領主の養女」のオープニング映像を差し替えると発表した。映像制作における生成AIの使用を原則認めていないにもかかわらず、オープニング映像の一部でAIを使用していたことが判明したという。
本好きの下剋上 領主の養女は、読売テレビ・日本テレビ系で4日に第1話の放送が始まった。一方Xでは、オープニング映像の背景に生成AIが使われているのでは、と指摘する声が出ていた。
これを受け、ウィットスタジオが調査を行ったところ、オープニング映像の一部カットで、背景美術の素材にAIが使われていたと判明した。同社は今後、該当する背景美術を描き直し、第2話から修正版のオープニング映像に差し替える。
ウィットスタジオは「弊社の制作管理および検品体制の不備に起因するものであり、一連の事態に対する管理責任を重く受け止めております」と謝罪した。再発防止に向け、制作工程に関するガイドラインの整備や、管理体制の見直しを図る。
なお、本好きの下剋上 領主の養女の美術監督および背景制作会社であるベトナムのアニメ制作会社NAM HAI ARTは、今回の件に関与していないという。オープニング映像の該当箇所以外にAIの使用は確認できなかったとしている。
本好きの下剋上 領主の養女は、ライトノベル「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」を原作とするアニメ作品で、現代日本で生活する本好きの主人公が、死後、中世風の世界に転生するという内容。第1期から第3期までは、アニメ制作会社の亜細亜堂(埼玉県さいたま市)が制作していたが、第4期となる本作からウィットスタジオ制作になっていた。
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