業務でAIを使う人の約38%「禁止されても利用継続」 セキュリティ企業が調査
業務でAIを使っている人の37.8%が勤務先に禁止されても利用を継続する意向を示した――Webセキュリティサービスなどを手掛けるサイバーセキュリティクラウド(東京都品川区)は6月23日、このような調査結果を発表した。AIの浸透により「禁止すれば解決する」という管理手法が通用しにくくなったと指摘している。
勤務先でAIの利用を禁止された際の対応を聞くと、「個人的に利用を続ける」が19.2%、「業務効率化のため利用継続を会社に訴える」が18.6%だった。「会社のルールに従い利用をやめる」と答えた人も41.1%いたものの、「転職や副業など別の選択肢を考える」と回答した人も7.2%いたという。
また、業務で使っているAIを勤務先に「全て申請・共有している」人の割合は18.9%だった一方、「半分程度は申請・共有している」「一部のみ申請・共有している」「ほとんど申請・共有していない」人は合計で50.8%に達した。
サイバーセキュリティクラウドは、AIの浸透に伴い、企業が把握できないAI利用の拡大や、現場の実態とルールに隔たりが生じていると指摘する。AIの利用を可視化し、安全な活用のための環境整備が求められるとしている。
今回のWeb調査は、AIを使っている会社員360人を対象に6月2日から4日まで実施した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia AI+に関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
OpenAI、次期モデル「Astra」の一部開発を停止 「Critical」級サイバー能力の可能性否定できず
-
2
「GPT-5.6 vs. Claude Fable 5」勝者はClaude、でも企業が選びづらいワケ:891st Lap
-
3
「就活に生成AI利用」ほぼ全員に 面接で内容追及され困惑も
-
4
ソフトバンクG、投資利益1.8兆円を支えた「OpenAIではない“あの半導体メーカー”」の正体
-
5
投資の機を逃す「残念な会社がいっぱい」――ソフトバンクG投資の秘訣、“金庫番”が語る
-
6
あえて歩かせない――準国産ヒューマノイド「D1」登場、現場稼働で日本の勝ち筋へ
-
7
Anthropic、「Fable 5」の生物学の制限を緩和 誤検知によるフォールバックを約85%削減
-
8
「ChatGPT」のデフォルトモデル、PlusとProは「Sol」に、無料版は「Luna」でテキストチャット無制限に
-
9
「声の無断利用」が権利侵害に――法務省が見解を明示 「AIカバー」も対象
-
10
「日本人が海外へ行けない」を打ち破る シンガポール発LCCが仕掛ける“逆張り戦略”
SpecialPR
ITmedia AI+ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmedia AI+をフォロー
あなたにおすすめの記事PR