Meta、「Claude Codeと組織改編で爆速開発」のはずが「想定より加速せず」 ザッカーバーグ氏、社内集会で発言

 米Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは7月2日(現地時間)、社内の集会で、過去4カ月のAIエージェント開発は「想定していたようには加速していない」と述べた。ロイターが録音を確認した。

MetaのザッカーバーグCEO

 ザッカーバーグ氏はまた、大規模な人員削減を伴った組織再編について、本来あるべきほど「クリーン」ではなかったとし、経営陣が変更のタイミングを見誤ったと語った。

 同氏をはじめとするMetaの幹部は、2026年の組織変更の一部について、根本的な方針転換はせずに軌道修正を図ろうとしている。同社は5月、世界の従業員の約10%を削減し、約7000人をAI関連チームに配置転換した。この動きは従業員の反発を招き、士気低下への懸念が高まった。

 こうした変更は、AIインフラへの巨額投資の原資を確保するとともに、AI支援業務による効率化の恩恵を取り込むための、より広範な再編の一環だった。ザッカーバーグ氏は5月、26年はこれ以上の全社的な人員削減は想定していないと従業員に伝えていたが、一部の従業員は懐疑的だった。

 同氏は振り返って、「少なくともここ4カ月のAIエージェント開発の軌道は、われわれが期待したようには加速していない」とし、新体制に対する会社の賭けは「まだ実を結んでいない」と語った。

 ザッカーバーグ氏によると、1月と2月に組織再編の計画を始めた当時、幹部との会話の中で、変化に対応するのに十分速く動けないのではないかとの懸念があったという。同氏は、当時の経営陣は米Anthropicの「Claude Code」などのツールに「非常に楽観的」だったとも述べた。

 Metaは26年、AIインフラに最大1450億ドルを投じる見込みで、この額は巨大IT企業がAI関連に投じる7000億ドル超の支出の内、かなりの割合を占める。

 ザッカーバーグ氏は、MetaがAI投資からより大きな恩恵を受け始めるのは今後3~6カ月以内になるとの見通しを示した。

 メタの広報担当者はコメントを控えた。

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