Anthropic、「Claude Code」のシステムプロンプトを80%削減 「モデルの創造性を解放するため」(1/2 ページ)

 モデルに特定の動作を禁止する指示は、AIの創造性を制限する――米Anthropicでコーディングエージェント「Claude Code」の開発に携わるタリク・シヒパー氏は7月1日(現地時間)、AIエンジニア向けイベントの講演でこう述べ、最上位モデル「Claude Fable 5」(以下、Fable 5)を含む同社の直近のモデルを利用する上で、AIの動作を過度に制限しないことの重要性を強調した。

 タリク氏はAIに対する「~をしないで」といった指示は、AIモデルの創造性を制限してしまうと指摘。そこでAnthropicはClaude Codeのシステムプロンプト(システム側でAIの振る舞いをあらかじめ指定する文言)を80%削減し、従来与えていた「動作の例」も与えないようにしていると明かした。

 加えて、Claudeの制約を外し、その創造性を助けるためには「ツール」を与えることも重要だとした。同氏は他社のチャットAIが「『AW』で終わるポケモンの名前を挙げて」という質問に正しく答えられなかったという例を挙げて、「Claude Code」であればコーディングツールやその実行環境を使うことで「全種類のポケモンのリストを作って、名前が『AW』で終わるものをフィルタリングするスクリプトを書くことで正しく回答できる」とアピールした。

 講演では他にも、Fable 5を使う上で「まずユーザー自身が何を知らないのか」を特定することが重要だと指摘。同様の内容をまとめた公式ブログに関する記事を参考にしてほしい。

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