マラソン大会のポスターが“AIっぽい”と波紋 「説明に不適切な部分があった」と事務局声明
鹿児島県指宿市のマラソン大会を告知するポスターに、「生成AIで描かれているようだ」などの指摘が相次ぎ、同事務局が9月8日に声明を発表した。制作過程には生成AIを活用したことを明らかにした他、当初「イラストレーター制作」と表記していた部分について「正確にはグラフィックデザイナーが適切」として訂正した。
いぶすき菜の花マラソン大会は、鹿児島県指宿市で実施されるマラソン大会で、第44回は2027年1月に開催を予定している。公式サイトでは、大会名にも含まれる菜の花や指宿市の名物などをあしらったポスターを26年7月24日から公開していた。
一方X上では、9月7日ごろから、菜の花のビジュアルが実物と異なるなど、AIで制作しているように見えるにもかかわらず、公式サイトでは「鹿児島県内でイベントポスターなど多数の作品を描かれているイラストレーターの方に制作いただきました」と紹介されているとの指摘が出ていた。
これを受け、同事務局は声明を出し、「今回のポスターは、イベントポスターなどを多数手掛けているデザイナーに制作を依頼し、生成AIを活用しながら、デザイナーが構成・デザイン・画像の加工や修正などを行い、最終的なビジュアルとして仕上げている」と補足。ポスターの紹介文も「グラフィックデザイナーの方に制作いただいた」と訂正した。
また、菜の花のビジュアルについては「本来の菜の花の形状とは異なって見える部分があり、制作・校正段階での確認不足だった」と謝罪した。
なお、同ポスターについては「指宿のさまざまな景観や観光素材が盛り込まれており、いぶすき菜の花マラソンの魅力や、指宿らしさを感じていただける他、イエローとブルーが映える爽やかなポスターに仕上がった」(同事務局)としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia AI+に関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
AIに200万円渡してネットショップを1年運営させてみた──Alibabaの研究者らがシミュレーション 資産14倍の例も
-
2
チームみらい安野貴博党首ら「サイバー攻撃から国民守る」緊急提言、デジ庁に提出 「AIにはAIを」
-
3
デジタル庁、「神Excel」対策ツールを公開 AIと組み合わせたデータ整備方法も紹介
-
4
漢検運営が「AIで生成」画像で漢字ミス→謝罪 「これを出そうって神経が分からない」の声も
-
5
サイバー攻撃AIツール「ARTEX」とは 中国政府と連携する攻撃者も使用、各国で悪用確認
-
6
チームみらい安野氏「電力、水道、医療などの停止を伴う被害を想定すべき」 デジ庁に緊急提言へ、AI悪用のサイバー攻撃受け
-
7
「エージェント向け1Password」発表 AIにパスワード渡さずアクセス権限付与可能に
-
8
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
9
「長い目で見れば防御側が有利」はなぜ? 守る側のAI活用法、本命は Webセキュリティ専門家に聞く
-
10
“緊急メンテの夜”までの一部始終は? 8月にAIで「PHPの重大な脆弱性」発見→OpenAIが即応チームを招集
SpecialPR
ITmedia AI+ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmedia AI+をフォロー
あなたにおすすめの記事PR