「中に人いる?」と疑われた人型ロボ、ついに量産へ 2027年に市場投入 中国EVメーカーのシャオペン(1/2 ページ)
中国のEVメーカー小鵬汽車(シャオペン)は9月7日(現地時間、以下同)、人型ロボット「IRON」の生産ラインを稼働させたと発表した。2026年内に量産を始め、27年に中国および海外市場に投入する予定だ。
生産ラインは主要工程の80%以上を自動化しており、EVの製造で培った品質管理システムも組み合わせた。量産を見据えて設計したもので、今後さらなる規模の拡大を目指す。
同社の何小鵬(ヒー・シャオペン)CEOは同日、「私の心を最も揺さぶったのは、先進的な汎用人型ロボット(IRON)が組み立てを完了し、自力で生産ラインから歩き出す姿を見たときだった」と自身のXアカウント(@xiaopenghexpeng)で投稿した。IRONが危険な作業を代替したり、人間と協力したりする未来に期待を寄せた。
IRONは、皮膚を模した柔らかい素材で機械部分を覆っていることが特徴の人型ロボット。胴体部分に76、各ハンド部分に21の自由度を備える。独自のAIチップを3基搭載しており、エッジ端末上でのAI処理によって自律的にタスクもこなせるとうたう。
IRONを巡っては、25年11月、第2世代のモデルが発表会で披露した滑らかな歩行動作に対し、SNS上で「中に人いる?」などの投稿が相次いだ。これを受け、シャオペンが同モデルの“中身”を見せる動画を公開し、ロボットであることを強調するなど話題を呼んでいた。
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