米Google Deepmindのエンジニア、オマール・サンセビエロ氏は5月11日(現地時間)、オープンな生成AIモデル「Gemma」のダウンロード数が、昨年2月の公開から累計1億5000万回を超えたとXで発表した。
Gemmaは、軽量ながら高性能なオープンウェイトのLLMファミリー。質問応答、要約、推論などの多様な生成タスクに対応し、開発者が独自のプロジェクトやアプリ向けに自由に調整し、組み込めるよう設計されている。Google CloudのVertex AIやHugging Faceなどを通じて利用可能で、商用利用も認められている。
サンセビエロ氏は、Hugging Face上で開発者が7万種類以上のGemmaのバリエーションを作成しているとも語った。
Gemmaと競合する米MetaのオープンなLLM「Llama」は、米Metaの公式Xでの発表によると、2023年の初代モデル公開以降、4月末時点で累計12億回以上ダウンロードされている。
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