米OpenAIは1月20日(現地時間)、米ServiceNowと戦略的提携を拡大し、企業向けAIの実用化と導入加速を目指す新たな協業を発表した。複数年契約の下、OpenAIの最先端モデルをServiceNowのAIプラットフォームに統合し、自律型AIエージェント機能の提供や、高度なマルチモーダル音声対話技術の実装に取り組む。これによりServiceNowの顧客企業は、複雑なワークフローをAIによって自動化・最適化できるようになるとしている。なお、提携に伴う金銭面の詳細は公表されていない。
この提携では、ServiceNowの顧客がOpenAIの「GPT-5.2」などのフロンティアモデルを直接利用できるようになるほか、テキストおよび音声による双方向コミュニケーションが可能なAIエージェントの実装も進める。
これにより、顧客企業の従業員は日常的な業務や問い合わせ処理、承認プロセスなどを自然言語で指示することで、AIがシステム内の膨大なデータやワークフローを踏まえて自動的に実行できる環境が整うとしている。
OpenAIはこの提携によって、ServiceNowが年間800億件以上のワークフローを処理するプラットフォーム上でAIによる業務自動化を強化すると説明している。
OpenAIはServiceNow以外にも大手事業者との協業を進めている。米Intuit向けには会計・財務分野でのAI統合を進め、米AccentureとはエンタープライズAI活用のコンサルティング支援やプロフェッショナル向けのChatGPT Enterprise展開で連携するなど、複数企業との連携を通じて企業向けAIの普及を図っている。
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