NVIDIA、Microsoft、OpenAIなどがオープンモデル規制反対を表明 Anthropic従業員は「CUDAのオープンソース化が楽しみ」と皮肉(1/2 ページ)
米NVIDIAや米Microsoft、米OpenAIなどの企業・団体は7月24日(現地時間、以下同)、オープンウェイトモデルへの過度な規制に反対する共同声明を発表した。米国や欧州のテック企業が続々と賛同する一方、クローズドモデルを開発する米Anthropicは声明に署名しておらず、同社従業員はXで「(NVIDIAの)CUDAや(Microsoftの)Windowsのオープンソース化が楽しみだ」と皮肉った。
声明は、誰でも入手・改変できるオープンウェイトモデルがAIの普及と競争を促し、サイバーセキュリティにも役立つと主張。政策立案者に「時期尚早な規制」の回避を求めた。
また、大きなモデルの出力を小さなモデルなどの学習や改善に利用する手法「蒸留」について「既存の技術から学び、それを基盤として発展させ、改善していくという長年の伝統を反映したもの」と述べ、非公開モデルの不正流用と区別すべきだとした。
NVIDIAのジェンスン・フアン氏は自身初となるXでのポストで「世界はフロンティアのクローズドモデルとオープンモデルの両方を必要としている」と発信。米Googleのスンダー・ピチャイCEOもオープンウェイトモデル「Gemma」の公開実績を挙げ支持を表明した。Microsoftのサティア・ナデラCEOやOpenAIのサム・アルトマンCEOも同様に支持、声明には米Metaや米SpaceX、米IBM、仏Mistral、日本からもSakana AIが署名している。
一方、声明に署名していないAnthropicに所属するエンジニアのジュリアン・シュリットヴィーザー氏は25日、「フアン氏がオープンソースの信奉者になってとてもワクワクしている。CUDAとGPUドライバーのオープンソース公開が楽しみだ」「サティア・ナデラもオープンソースを支持するなんて、WindowsとMS Officeのオープンソース化が待ちきれない」と投稿し、参加企業らを皮肉った。
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