OpenAI会長、米国フロンティアモデルの優位性を強調 「オープンモデルは必ずしも安くない」(1/2 ページ)

 米OpenAIのブレット・テイラー会長は7月20日(現地時間)、米CNBCのインタビューで、中国発のオープンウェイトモデルについて「必ずしも利用コストが安いわけではない」と述べ、OpenAIや米Anthropicなどが提供する米国のフロンティアモデルの優位性を強調した。

 発言は、米国勢に匹敵するとうたう中国Moonshot AIの新モデル「Kimi K3」の評価を問われたもの。AIの利用料は通常、処理量の単位である「トークン」の消費量に応じて課金される。テイラー氏は、タスク完了に必要なトークン数を示す「トークン効率」ではフロンティアモデルがはるかに上だと指摘。モデル開発競争の勝負を分けるのは「(モデル開発時の学習効率ではなく、モデル利用時の)推論効率」であり、その点では米国企業が「依然として大きくリードしている」と述べた。

 毎月100人ほどのCEOと対話するという同氏は、企業の関心事は投資対効果を問う「AIトークノミクス」と、競争優位の源泉をいかに確保するかという「ソブリン性」の2つだと説明。トークンへの支払いを誰もが気にする市場の現状は「奇妙」とし、自身が共同創業した米Sierraが開発するAIサービスのような、成果に応じて課金する製品の成熟が解決策になるとの見方を示した。

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