ニュース
ソフトバンクもシャープとAIデータセンター構築へ 堺工場跡地を利用 25年中の稼働目指す
ソフトバンクとシャープは、シャープの堺工場跡地にAIデータセンターを構築すると発表した。
ソフトバンクとシャープは6月7日、シャープの堺工場跡地にAIデータセンターを構築すると発表した。工場の敷地面積の約6割に当たる約44万m2の敷地と延べ床面積約75万m2の建物に、受電容量約150MW(メガワット)規模のデータセンターを構築する。着工は2024年秋で、2025年中の本格稼働を目指す。
このデータセンターは、生成AIの開発やAI関連事業に活用する他、社外の大学や研究機関、企業などにも設備を提供する予定。なお、受電容量は将来的に400MW超の規模まで拡大する見込みという。
シャープの堺工場跡地を巡っては、KDDIらもアジア最大規模のAI向けデータセンターを構築すると発表している。こちらは「早期の稼働を目指す」とし、明確な稼働時期は明かしていない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
KDDIら、アジア最大規模のAI向けデータセンター構築へ シャープの堺工場跡地を活用
KDDIは、シャープらと共にアジア最大規模のAI向けデータセンター構築に向けた協議を始めると発表した。
NVIDIA、Apple抜いて時価総額で世界2位に 3兆ドル突破
米半導体大手NVIDIAの株価が5日のニューヨーク市場で5.2%上昇して取引を終え、時価総額は3兆120億ドルと、米Appleの3兆30億ドルを抜いて世界第2位に躍り出た。
Googleの「Gemini 1.5 Pro」採用メモアプリ「NotebookLM」、日本でも利用可能に
Googleは、昨年7月に米国でリリースしたAI活用メモアプリ「NotebookLM」を日本を含む200カ国で公開した。ユーザーが指定したソースのみをグラウンディングに使うので、「ピザに接着剤」のような問題は発生しなそうだ。
イーロン・マスク氏がTesla向けに確保したNVIDIAのAIチップをxAIに転用したとの報道
Tesla、X、xAIでCEOを務めるイーロン・マスク氏が、Tesla向けに確保したNVIDIAの大量のAIチップをXとxAI向けに転用したとCNBCが報じた。この報道を受け、マスク氏はTeslaの工場側に受け入れる準備ができていないとXにポストした。
AMD、Copilot+ ノートPC向け「Ryzen AI 300」、7月発売の対応PCに搭載へ
AMDはMicrosoftの「Copilot+ PC」向けプロセッサ「Ryzen AI 300」シリーズを発表した。AIパフォーマンスは50TOPSで、AIエンジン性能は第2世代のRyzen AIの3倍以上としている。今夏発売のAcer、ASUS、HP、Lenovo、MSIなどのCopilot+ PCに搭載される。
