米OpenAI、「AGI」の存在を匂わせ 「ライブ中には見せないで」 イベントは残り5日間、発表を期待する声も
米OpenAIが12日間に渡って開催している配信イベント「12 Days of OpenAI」。期間中は毎日新情報を発表しているが、7日目の配信で「AGI」(汎用人工知能)の存在を仄めかす一幕があった。
米OpenAIが12日間に渡って開催している配信イベント「12 Days of OpenAI」。期間中は毎日新情報を発表している同イベントだが、7日目の配信で「AGI」(汎用人工知能)の存在を仄めかす一幕があった。
12月13日(現地時間)に配信した7日目の内容は、ChatGPTに新機能「Projects」を追加するというものだった。チャットを個別管理する機能で、チャットごとにフォルダ分けができ、タイトル付けや関連する画像やPDFなどのデータをアップロードすることなどが可能。有料プラン向けに同日から提供を始めている。
配信では、デモ画面を見せながらProjects機能の使い方を説明していたが、フォルダの1つに「AGI」というタイトルのものが写った。フォルダ名は(DON'T show on live…)と続いており「ライブでは見せないように」と注意文も記載していた。
OpenAIは5日目の配信でも、iPhoneのカレンダーアプリのウィジェットを写した際に「Super Secret AGI」という予定を入れており、AGIの存在をにおわせる行為を行っている。このため、X上では残り5日間のイベント期間中にAGIに関する発表があるのではないかと期待する声も上がっているようだ。
OpenAIとAGIを巡っては、ロイターが9月、OpenAIが「Strawberry」(ストロベリー)というプロジェクト名のもとで、AGIの開発を進めていると報じていた。その際には、ストロベリーは質問への回答を生成するだけでなく、インターネットを自律的かつ確実にナビゲートすることを目指しているとしていた。
(関連記事:米OpenAI、汎用人工知能“AGI”開発中か コードネームは「ストロベリー」)
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