米OpenAIは6月18日(現地時間)、AIコーディング支援ツール「Codex」の新機能「Record & Replay」を公開した。利用者がMac上で作業を一度実演すると、Codexがその操作を再利用できる作業手順に変換・記憶する。経費精算の提出など、繰り返し発生する作業の自動化を想定する。
OpenAIは同機能に向いている作業例として、経費報告や休暇申請の提出、駐車スペースの予約、定例レポートのダウンロード、動画の公開などを挙げた。公式Xの紹介動画では、YouTube Studioで動画をアップロードしてタイトルやサムネイルを設定する一連の操作を録画し、次回から「この動画を公開して」と指示するだけでCodexが同じ手順をたどる様子を示した。
利用者はCodexアプリのプラグイン画面から「Record a skill」(スキルを記録する)を選び、背景情報を入力する。準備が整ったら、録画の許可を与え作業を実演。録画を止めると、その内容をもとにCodexが作業手順の草案を作る。草案には、手順を使うタイミング、必要な入力、実行手順、結果の検証方法を記載しており、利用者は必要に応じて修正できる。
作成した手順を使うときは、新しいスレッドでCodexに該当手順の利用を指示する。アップロードするファイルや対象の日付範囲など、その回ごとに異なる値を渡せば、Codexが手順に沿って作業を進める。
OpenAIは録画時の注意として、短く完結した内容にすること、パスワードなどの機密情報を含めないことを挙げている。録画の開始と停止は利用者が制御する。
Record & Replayは、当初macOS向けに限定しており、AIがPC操作を実行する機能「Computer Use」が有効になっていることが条件となる。なお、提供地域に関しては、欧州経済領域(EEA)、英国、スイスを除くとしている。
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