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アップルのAI機能「Apple Intelligence」、日本語で使えるように 4月初旬から
米Appleは、iPhone・iPad・Mac向けの生成AI機能「Apple Intelligence」を4月初旬に日本語対応すると発表した。
米Appleは2月19日(現地時間)、iPhone・iPad・Mac向けの生成AI機能「Apple Intelligence」を4月初旬に日本語対応すると発表した。同日に発表した最新スマートフォン「iPhone 16e」と併せて公表された。
19日時点では、Apple Intelligenceに対応したデバイスは、iPhone 16eを含むiPhone 16シリーズ、iPhone 15 Pro/Pro Max、A17 ProまたはM1以降を搭載したiPad、M1以降を搭載したMac。
日本語以外にも、中国語(簡体字)や英語(インド、シンガポール)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語へも同時期に対応する。また、公式Webサイト上では機能追加の予定もあると記載している。
Apple Intelligenceは、iOS 18やiPadOS 18、macOS Sequoiaに組み込まれる生成AI機能。Siriや作文ツール、写真アプリ、メール・電話アプリなど、さまざまなアプリやツールをAIを通して利用できるようになる。例えば、緊急性の高いメールをAIが独自に判断したり、文章の校正や要約が容易にできたりするなど、利用者のタスク処理を支援する。
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