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ヒト型ロボットがブレイキン? Boston Dynamicsの「Atlas」新映像 倒立、側転、受け身も披露
米ロボットメーカーBoston Dynamicsが、ヒト型ロボット「Atlas」の動作デモを収めた新しい映像を公開した。低い姿勢で脚部を回転させる「ブレイキン」のようなダンスに加え、倒立や側転、受け身を取るように転がる姿などを披露。いずれもバランスを崩さず動作を完遂している。
米ロボットメーカーBoston Dynamicsは3月19日(現地時間)、ヒト型ロボット「Atlas」のデモンストレーションを収めた新しい映像を公開した。低い姿勢で脚部を回転させる「ブレイキン」のようなダンスに加え、倒立や側転、受け身を取るように転がる姿などを披露。いずれもバランスを崩さず動作を完遂している。
ダンスなどの他に、“ハイハイ”して移動する様子や、人間に近いフォームで走る様子なども見せた。一連の動きは、モーションキャプチャーで得た人間の動作の情報などを参考に、強化学習を利用して実現したという。
2足歩行するヒト型ロボットは米Teslaの「Optimus」や中国Unitree Roboticsの「Unitree G1」などを中心に開発競争が続いている。中でもUnitree Roboticsは19日(現地時間)、G1が手を床につけず側転する「側方宙返り」に成功したとして映像を公開。こちらは下半身に深層強化学習、上半身に模倣学習を活用したアプローチだったという。
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