激減する競技人口:
高齢者が楽しむスポーツの代表格だったゲートボール。近年は衰退の一途をたどる。国産スポーツを再び盛り上げるため、eスポーツへの参入、偏見のない若い世代の取り込みなどが行われており、世代をこえて楽しめるスポーツとして少しずつ広がりを見せている。
地域ビジネス、ここがカギ:
千葉県から太平洋岸を通り、和歌山県に至る全長約1400キロのサイクリングロードの整備が加速している。2020年を機に、サイクリング好きの外国人観光客を取り込むことが期待されているからだ。どのようなルートになるのだろうか。
地域ビジネス、ここがカギ:
東大大学院の研究者から転身した漁師、銭本慧さん。長崎県の対馬で会社を立ち上げ、鮮魚を東京のレストランなどに直販する。日本の水産業の衰退を肌で感じ、“資源を守る”漁業を実践。将来的には漁業を核にした観光産業、ブルーツーリズムによる活性化を描く。
新連載・地域ビジネス、ここがカギ:
内閣府や総務省が成果を出せていない「地域活性化」に、財務省が力を入れ始めた。各地域の出先機関を通じて、スタートアップ企業の発掘や支援に乗り出している。財務省の取り組みは成果を挙げられるのか。これまでの施策との違いを解説する。
6県を通る1400キロのルートも:
遅れがちと指摘される日本の自転車政策が動き出した。外国人観光客の需要などを見込んで「ナショナルサイクルルート」が創設される。お手本は、自転車客誘致に成功した「しまなみサイクリングロード」だ。サイクリングを楽しめる環境づくりは進んでいくのか。
園長に聞く:
閉園危機から復活し、注目されている大牟田市動物園。動物の生活の質を高める取り組みを強化し、動物を取り巻く社会問題について広く発信している。一方で、そこに潜む“矛盾”とも向き合い続ける。動物園の在り方について、園長にインタビューした。
“動物の幸せ”が集客に:
地域産業の衰退とともに閉園危機にあえいでいた動物園の“復活”が注目されている。福岡県の大牟田市動物園だ。「ゾウはいません」と掲げ、大規模改修もしていない同園に人が集まる理由は、職員の「知恵」と、動物への「愛情」だった。