ケータイメールでコマンド操作できるグループウェア「ジャイアント営業」

営業部門向けに特化したグループウェア「ジャイアント営業」がバージョンアップ。携帯電話のメール機能を使って操作が可能になった。外回りが多い営業担当の利便性向上を狙う。

» 2007年02月27日 01時23分 公開
[ITmedia]

 アットパンダは2月27日から、営業部門向けグループウェア「ジャイアント営業」のバージョン2.0を販売開始する。中小企業の営業部門向けグループウェアで、外回りが多い営業担当に向けて、携帯電話から操作できるよう使い勝手を工夫しているのが特徴だ。

 新バージョンには、携帯電話からサーバに向けてコマンドを書いたメールを送ることで、自分のスケジュールを取り寄せたり、日報を提出できる「コマンドメール」機能を実装した。

 メールを通じて操作を行えるようにした理由の1つは、セキュリティだ。社内のサーバに携帯電話からアクセスできるようにすることは、セキュリティ上の危険と環境構築の難しさから、従来中小企業には困難だった。ジャイアント営業では、メールを活用することでこうした環境を容易に構築できるとしている。

 ジャイアント営業は、売り切りのパッケージ商品。利用ユーザー数に応じて料金が異なり、1〜10名向けで4万8000円から。Windows Server 2003 R2およびWindows XP Professional上の、IISまたはApacheで動作する。同社Webから製品をダウンロードでき、45日間は無償で利用可能になっている。

グループウェアトップ画面。一般的なカレンダー形式で予定や案件を一覧できるほか、案件ごとの進捗を確認できる画面も用意される

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