移動中の新幹線の中や会議室など、荷物を置いたまましばらく席を外したいということがある。防犯のためには携帯用のセキュリティワイヤーを使おう。
移動中の新幹線などの中、また喫茶店やセミナーの会場などで、荷物を置いたままほんの少し席を外したいことがある。トイレに行くためだけだったり、一服するためだったり。時間にすると最短1分、長くて5分といったところだろうか。
だが、ほんの短い時間であっても、所持品の盗難の危険性がある。筆者の知人も、特急列車でトイレに行った間に、窓際に置いていた携帯プレーヤーをあっさりと盗まれてしまった。
窓際に無防備に置いていた本人の不注意もあるとはいえ、席は指定席、しかもわずか1〜2分の出来事である。「ちょっとぐらい大丈夫だろう」と判断した彼の気持ちも十分に理解できる。おそらく世間には、荷物や機器の種類を問わず、同じような目に遭った人がたくさんおられることだろう。
そんな経験を聞いたこともあって、筆者が最近使い始めたのは、携帯用のセキュリティワイヤーである。ちょっと席から離れる際は、このワイヤーを手近な机やイスなどに通し、荷物を固定してしまうのだ。持ち運ぶことを前提に設計された製品で、カバンの中に常日頃入れておいても邪魔にならない。3ケタのダイヤル式で施錠でき、数字も自由に設定できる。
喫茶店や会議室であれば、机の脚部やイスのヒジ当てなど、輪っか状になった部分を見付けてワイヤーを通し、荷物とまとめてロックしてしまえばよい。新幹線や特急列車であれば、座席前にある網のポケットにワイヤーを通してもいいだろう。短時間であれば十分役に立つ。ノートPC固定用の専用金具も付いているので、会議室でノートPCを置いたまま数分間席を離れる場合にも便利だ。
このように汎用性も高く、ビジネスパーソンにとっては何かと使える製品である。「そこまでするか」と思うほど厳重に手回り品を管理しておいたほうが、何かと安心。嫌な世の中――だが、これもまた現実なのだ。
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
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BSQ-06 | バッファロー | 1880円 |
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